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FinTechは保険業界の「何」を変えるのか? 「AI+ビッグデータ」がもたらす金融イノベーション
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784492961261 |
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FinTechは保険業界の「何」を変えるのか?
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商品レビュー
2.3
4件のお客様レビュー
内容が薄く、用語の誤認も多数。読む必要ありません。 最終章に至ってはコンサル遍歴に関する対談が繰り広げられ、表題と全く関係ない展開に。読む気が失せた。
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・読む価値あまりなし。 ・題名と中身が乖離しており、fintechと保険を絡ませている部分についてもかなりありきたりな内容が表面的に述べられているだけで残念であった。
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FinTechは保険業界の「何」を変えるか 藤井秀樹×松本忠雄 著者の主張の中で目を引くものは「統一プラットフォームの形成」というものだった。2016年の保険業法改正で乗合代理店の意向把握義務の強化や、比較推奨義務、そしてなんといっても手数料の開示などの諸改正が行われた。代理...
FinTechは保険業界の「何」を変えるか 藤井秀樹×松本忠雄 著者の主張の中で目を引くものは「統一プラットフォームの形成」というものだった。2016年の保険業法改正で乗合代理店の意向把握義務の強化や、比較推奨義務、そしてなんといっても手数料の開示などの諸改正が行われた。代理店が、お客様への適合性よりも保険会社から貰える手数料を基準に保険商品を選別しているのではないのかという前提の下顧客本位の保険営業という一環で手数料の開示等が求められた改正だった。しかし、手数料同様に、各保険会社のシステムの使いやすさ(募集人によるハンドリングの良さ)でも顧客の適合性に反して保険商品が選ばれたりしないかという懸念もある。確かに、募集人は手っ取り早く手数料で稼げる商品の選別を禁止された場合、今度は使いやすく素早く事務がこなせるような、時間を創出してくれるシステムを持った保険会社を選定するのではないだろうか。そうなった時、保険会社はシステム開発に予算を配分し、その予算の財源は付加保険料となり、保険料の上昇につながるのではないか?果たしてそれこそ顧客本位なのか? そんな疑問がある中で、統一プラットフォームの構想は興味深いものだった。各保険会社共同の、システムやオペレーションを実現するという構想である。こうすることで、代理店が保険会社を選定する際に、真に補償面や保険料の単純比較をするようになるのではないかとも考えられる。 正直、上記についてはFinTechというわけではなく、現状に対する批判でもあるが、実際に著者はFinTechの導入の意義を本の中で書いている。それは、人口減少である。労働者の減少によって生産性の向上が叫ばれているのはともかくとして、人口が減少すると、顧客が減る。今まで新規開拓によって売り上げを創出していたマーケティングは既契約者の多種目化にシフトする必要がある。その際に、既契約者について、いかに情報を収集するのかという点がポイントとなり、それらの情報収集のツールの一つとしてFinTechを活用するべきであるという論考があった。これは確かにそうであり、既契約者を定点観測するようなシステムが出来れば、ロスプリベンションにも役立ち、事故率低下、結果として危険差益の増大ということも見込みことが出来る。 比較的生命保険よりの話であったが、一読に値する興味深い本であった。
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