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幸田家のことば 知る知らぬの種をまく
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幸田家のことば 知る知らぬの種をまく

青木奈緒(著者)

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幸田家のことば 知る知らぬの種をまく

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784093885027

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商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2022/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幸田家に代々伝わる言葉について、幸田露伴の曾孫であり、幸田文の孫である青木奈緒さんが語っている。 全部で40近くの言葉が挙げられているが、祖母である幸田文の言葉が多い印象。 そのため、それぞれの言葉の説明部分では、幸田文の作品が多く引用されているが、併せて実際に祖母や母が、その言葉を使った場面も回顧されている。そこはやはり親族ならではの視点だ。 そして何より、現代の方だから言葉が分かりやすく、幸田文の言葉を通訳してくれている感じもある。 この本を残してもらえてよかったと感謝したくなる。 先日、幸田文の随筆も読んだが、奈緒さんが思い出す祖母・幸田文と、本人の書く文章から受ける印象とまた違う。私は幸田文はもっと厳しい人かと思っていた。奈緒さん目線だとすごく優しいおばあさんに感じる。なぜか大好きな祖母を思い出しながら読んでしまった。 奈緒さんは祖母幸田文のことを「内に弱さ、哀しさ、やさしさを心の内にいっぱい抱えたがゆえのきかん気、反抗心、強さを持っている。みそっかすのみそっかすたるゆえんであり、天性の明さが救いだろう。陰の暗い部分があるからこそ、そこをバネにして明るい高見へも飛び上がれるのだと思う。」とも評されていた。そんな客観的な視点も面白かった。 もっと幸田家の世界を知りたいと思った。 そして作品は多くはないが、母である青木玉さんの文章も読んでみたいと思った

Posted by ブクログ

2018/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとつ一つのことばが美しい。 暮らし方、そこにある 心の置き方が美しい。 ことばこそが、人の心を創り、 くらしを紡いでいくのだと よりよく生きるために 大切にしたいことを かみしめるように読んだ。

Posted by ブクログ

2017/05/31

美しい日本語をつかいたいと思う 幸田家の美しい言葉 奇をてらうのではなく日常の中の言葉 凛としていてユーモアもあって 背筋を伸ばして体を動かして丁寧に考えてきたからだろう すごいなあ 幸田家の女性 ≪ 運命を踏んで立つ など メモをする ≫

Posted by ブクログ

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