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誰も教えてくれない真実の世界史講義 古代編
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誰も教えてくれない真実の世界史講義 古代編

倉山満(著者)

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誰も教えてくれない真実の世界史講義 古代編

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784569834825

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2017/07/17

本の「はじめに」で、なぜ歴史を学ぶのか、ということで 5つの事柄が挙げられています。 1、正しい事実がわかる 2、現在の自分の立ち位置がわかる 3、未来に何をすべきか見えてくる 4、他人の嘘を見抜けるようになる 5、頭がよくなる そして、われわれ日本人は不完全な東洋史と不完全な西...

本の「はじめに」で、なぜ歴史を学ぶのか、ということで 5つの事柄が挙げられています。 1、正しい事実がわかる 2、現在の自分の立ち位置がわかる 3、未来に何をすべきか見えてくる 4、他人の嘘を見抜けるようになる 5、頭がよくなる そして、われわれ日本人は不完全な東洋史と不完全な西洋史の野合にすぎない世界史に騙されてきたということだが、倉山満のパースペクティブに基づき、真実の世界史古代編を著したものである。 第1章 文明の発祥――どこが文明の先進地域だったか  第1節 圧倒的な文明先進地域  第2節 「四大文明」にヨーロッパは入っていない  第3節 エジプト文明  第4節 メソポタミア文明  第5節 インダス文明  第6節 黄河文明とチャイナ  第7節 ギリシャ文明  第8節 日本の文明 第2章 紀元前の世界  第1節 例外中の例外!アレキサンダー大王で      世界史を語るな  第2節 本当は怖すぎる韓非子と始皇帝の中国  第3節 地中海のライバル、カルタゴとローマが      戦ったポエニ戦争  第4節 漢帝国の実情  第5節 カエサルとオクタビアヌスのローマ帝国 第3章 消された真の先進地域  第1節 ユダヤ人の悲惨な宿命とユダヤ教  第2節 「怖い人たち」アッシリア  第3節 ヨーロッパが憧れたアケメネス朝ペルシャ  第4節 ヘレニズム文化の担い手は誰か―      アレキサンダー死後の興亡  第5節 安息の国パルティア―シルクロードの国 第4章 ほんとうは怖いキリスト教の誕生  第1節 キリスト教の正体  第2節 王莽の中国  第3節 五賢帝のローマ  第4節 後漢から三国志の時代へ  第5節 三国志の終焉  第6節 ローマの落日 第5章 暗黒の世紀の始まりと東西の明暗  第1節 コンスタンチヌス帝とキリスト教の呪い  第2節 和の国と朝鮮出兵  第3節 西ローマ帝国の滅亡とキリスト教の異端  第4節 聖帝!仁徳天皇と「民のかまど」伝説  第5節 ユスティニヌス帝とビザンチン帝国の栄光  第6節 聖徳太子の素敵なラブレター♡ 第6章 世界の大激動と東西衝突  第1節 イスラム教の登場  第2節 白村江の戦いと国民国家・日本の誕生  第3節 中央ユーラシアの“関ヶ原”タラス河畔の戦い  第4節 辺境の雑魚、フランク王国 となっています。 学校で習った個別的、断片的歴史学習では知り得なかったユーラシア大陸を中心とした全体の動き・流れがつながり、また、日本の古代の歴史も解りやすく説明されていた。 日本人として自信をもって世界史に接するための入門書と思えばいいのかも。 少し軽いノリもアクセントがついて大変読みやすい本であります(笑)。

Posted by ブクログ

2017/06/17

著者のやや偏った考えがチラチラの目につきますが、ヨーロッパと中国に偏りがちな世界史を中央アジア(イスラム教)を中心に述べている点では新たな視点を与えてくれる本であった。 古代編とはいえ、8世紀くらいまでの世界史を扱っており、古代では中央アジアのメソポタミア文明が中心であり、そこを...

著者のやや偏った考えがチラチラの目につきますが、ヨーロッパと中国に偏りがちな世界史を中央アジア(イスラム教)を中心に述べている点では新たな視点を与えてくれる本であった。 古代編とはいえ、8世紀くらいまでの世界史を扱っており、古代では中央アジアのメソポタミア文明が中心であり、そこを源流にして歴史が切り開かれていったことが理解できる。 中東への見方を変えてくれる本である。

Posted by ブクログ

2017/03/20

文字通り、通説とは違う世界史を説いた一冊。 従来であればヨーロッパや中国が中心の世界史を、そうではなく近世までは中東やアラブ世界が文明の先進国であること説いている点が新鮮だった。 古代史以降の中世史と近現代史も早く読んでみたい。

Posted by ブクログ

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