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誰も教えてくれない真実の世界史講義 古代編 の商品レビュー

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2017/07/17

本の「はじめに」で、なぜ歴史を学ぶのか、ということで 5つの事柄が挙げられています。 1、正しい事実がわかる 2、現在の自分の立ち位置がわかる 3、未来に何をすべきか見えてくる 4、他人の嘘を見抜けるようになる 5、頭がよくなる そして、われわれ日本人は不完全な東洋史と不完全な西...

本の「はじめに」で、なぜ歴史を学ぶのか、ということで 5つの事柄が挙げられています。 1、正しい事実がわかる 2、現在の自分の立ち位置がわかる 3、未来に何をすべきか見えてくる 4、他人の嘘を見抜けるようになる 5、頭がよくなる そして、われわれ日本人は不完全な東洋史と不完全な西洋史の野合にすぎない世界史に騙されてきたということだが、倉山満のパースペクティブに基づき、真実の世界史古代編を著したものである。 第1章 文明の発祥――どこが文明の先進地域だったか  第1節 圧倒的な文明先進地域  第2節 「四大文明」にヨーロッパは入っていない  第3節 エジプト文明  第4節 メソポタミア文明  第5節 インダス文明  第6節 黄河文明とチャイナ  第7節 ギリシャ文明  第8節 日本の文明 第2章 紀元前の世界  第1節 例外中の例外!アレキサンダー大王で      世界史を語るな  第2節 本当は怖すぎる韓非子と始皇帝の中国  第3節 地中海のライバル、カルタゴとローマが      戦ったポエニ戦争  第4節 漢帝国の実情  第5節 カエサルとオクタビアヌスのローマ帝国 第3章 消された真の先進地域  第1節 ユダヤ人の悲惨な宿命とユダヤ教  第2節 「怖い人たち」アッシリア  第3節 ヨーロッパが憧れたアケメネス朝ペルシャ  第4節 ヘレニズム文化の担い手は誰か―      アレキサンダー死後の興亡  第5節 安息の国パルティア―シルクロードの国 第4章 ほんとうは怖いキリスト教の誕生  第1節 キリスト教の正体  第2節 王莽の中国  第3節 五賢帝のローマ  第4節 後漢から三国志の時代へ  第5節 三国志の終焉  第6節 ローマの落日 第5章 暗黒の世紀の始まりと東西の明暗  第1節 コンスタンチヌス帝とキリスト教の呪い  第2節 和の国と朝鮮出兵  第3節 西ローマ帝国の滅亡とキリスト教の異端  第4節 聖帝!仁徳天皇と「民のかまど」伝説  第5節 ユスティニヌス帝とビザンチン帝国の栄光  第6節 聖徳太子の素敵なラブレター♡ 第6章 世界の大激動と東西衝突  第1節 イスラム教の登場  第2節 白村江の戦いと国民国家・日本の誕生  第3節 中央ユーラシアの“関ヶ原”タラス河畔の戦い  第4節 辺境の雑魚、フランク王国 となっています。 学校で習った個別的、断片的歴史学習では知り得なかったユーラシア大陸を中心とした全体の動き・流れがつながり、また、日本の古代の歴史も解りやすく説明されていた。 日本人として自信をもって世界史に接するための入門書と思えばいいのかも。 少し軽いノリもアクセントがついて大変読みやすい本であります(笑)。

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2017/06/17

著者のやや偏った考えがチラチラの目につきますが、ヨーロッパと中国に偏りがちな世界史を中央アジア(イスラム教)を中心に述べている点では新たな視点を与えてくれる本であった。 古代編とはいえ、8世紀くらいまでの世界史を扱っており、古代では中央アジアのメソポタミア文明が中心であり、そこを...

著者のやや偏った考えがチラチラの目につきますが、ヨーロッパと中国に偏りがちな世界史を中央アジア(イスラム教)を中心に述べている点では新たな視点を与えてくれる本であった。 古代編とはいえ、8世紀くらいまでの世界史を扱っており、古代では中央アジアのメソポタミア文明が中心であり、そこを源流にして歴史が切り開かれていったことが理解できる。 中東への見方を変えてくれる本である。

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2017/03/20

文字通り、通説とは違う世界史を説いた一冊。 従来であればヨーロッパや中国が中心の世界史を、そうではなく近世までは中東やアラブ世界が文明の先進国であること説いている点が新鮮だった。 古代史以降の中世史と近現代史も早く読んでみたい。

Posted byブクログ

2017/03/05

メソポタミア 川と川の間  チグリス、ユーフラテス イラクのほぼ中央 アリストテレス 民主制が最悪と考えていた  アリストテレスすごろく 民主政、衆愚政、一人の独裁者にまかせる君主制 自分で考えることを放棄した多数の者が政治に参加すれば、デマゴギーが勢いをもってしまい、誰にも...

メソポタミア 川と川の間  チグリス、ユーフラテス イラクのほぼ中央 アリストテレス 民主制が最悪と考えていた  アリストテレスすごろく 民主政、衆愚政、一人の独裁者にまかせる君主制 自分で考えることを放棄した多数の者が政治に参加すれば、デマゴギーが勢いをもってしまい、誰にも止められなくなり、挙句の果てにはソフィストと呼ばれる、人々の耳に心地よく聞こえることばかりを言う連中が大衆に支持されるようになり、そうした輩が跳梁跋扈する釈迦になる 第二次ポエニ戦争でローマの心胆を寒からしめたのが、カルタゴの若き名将、ハンニバル 劉邦の愛人の戚婦人を人豚の刑にした スペード ダヴィデ王 キング アレキサンダー大王 クイーン カエサル ハートのキングがカール大帝 アッシリア 戦車 chariotを使う アッシュールハニバル 大図書館(ニネヴェ図書館) イラン人 自分たちの国をアーリア人の国なのでイランと呼ぶ 325 ニケーア公会議 三位一体を唱えたアタナシウス派が正統とあれ、否定したアリウス派は異端とされた 五本山 ローマ教会、コンスタンチノープル教会、アレクサンドリア、イェサレム、アンティオキア 後ろ3つはイスラム化したので、はじめの2つが対立 奈良時代につたわったキリスト教は異端といわれたネストリウス派 それを認めないのはカトリックとプロテスタント ムハマンド メッカの大商人の家にうまれた サウジがイスラム教の盟主のごとく振る舞う理由の一つが開祖の生まれた国だから 第3代のウスマルのときコーラン 第4代カリフ アリ― 暗殺 その後主導権を握ったのがウマイヤ家のムアーウィア その後カリフはイスラム教団から選べれるのでなく、世襲されていく ウマイヤ朝 ムアーウィアがなくなると対立激化 カルバラーの戦い 680 アリーの後継者であるフサインがシーア派の後押しもあって、ウマイヤ朝に対して反乱おこす 殺害される 中央アジアの関が原 751 タラス河畔の戦い アッバース朝イスラム帝国と唐の戦い アッバース朝の圧勝 アッバース朝に捉えられた唐の捕虜の中に、製紙の技術をもつものがいた。それがサマルカンドに伝えられた フランク大国 ゲルマン人の一派 ハートのキングのモデルのカール大帝 シャルルマーニュ

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