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理性の起源 賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ 河出ブックス
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理性の起源 賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ 河出ブックス

網谷祐一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784309625010

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 理性の起源
  • 理論探求
  • 進化心理学
  • 論理と感情
  • 二重過程
  • 理性の発展
  • 衝動的判断
  • 社会的模倣
  • 読者の思考刺激
  • 学問横断的アプローチ

理性の本質とその起源を探る本書は、進化論的視点から人間の合理性と非合理性を考察します。理性とは冷静さを保つ状態だけでなく、衝動的な判断や行動がどのように形成されるかを明らかにし、直観的理性と熟慮的理性の二重過程を提唱しています。過剰模倣や儀礼の世代間伝達など、ヒト特有の心理的傾向についても触れ、進化の過程でどのように理性が発展してきたのかを考えさせられます。既存の理論を整理しながら、さまざまな学問領域を横断する内容は、初めてこのテーマに触れる読者にも理解しやすく構成されています。思考スタンスの違いや合理性の意義を再考する機会を提供し、理性に対する新たな視点を与えてくれる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2021/01/27

哲学の授業で紹介された文献の中で一番興味を持ったため、レポートのネタにするという意味でも読んでみた。 理性の起源が進化論的に検討される。 自分にとってほとんど既知・部分的に既知な素材が、哲学的に再構成され、新たな見方が提示されていくような感覚だった。 『進化と人間行動』などで知...

哲学の授業で紹介された文献の中で一番興味を持ったため、レポートのネタにするという意味でも読んでみた。 理性の起源が進化論的に検討される。 自分にとってほとんど既知・部分的に既知な素材が、哲学的に再構成され、新たな見方が提示されていくような感覚だった。 『進化と人間行動』などで知った進化生物学の話、ずっと昔に読んだ論理の本や『教養の書』などで知った推論や論理パズルの話、『やばいマーケティング』などで知った認知バイアスやヒューリスティックスの話、進化生態学の授業で知った進化のゲーム理論的分析の話、『ファスト&スロー』(全部は読んでないが)で知った心の二重過程説(システム1・システム2)の話、各種脳神経科学本で知ったワーキングメモリの話などが登場した。 最後に述べられる人間の核心には「想像力」があるという話は、他でも聞いたことがあるように思う。行動で知性を測るのではなく、脳内の想像力で知性を測るべきであるというような主張をするTEDトークを見た気もする。 既知内容が多かったのであまり「学んだ!」感はなかった。とはいえ、既知内容が多かったからこそ深い理解ができたとも言えよう。 全くの未知内容についての簡単めな本、既知内容を発展させていく難しめな本、どちらも読んでいきたい。今回は既知内容を発展させていく本だったが、簡単めでもあった。 未知内容としては、〈テイク・ザ・ベスト〉ヒューリスティックスと重回帰分析の正答率比較実験が面白かった。過剰適合について深く納得。

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2021/01/17

人間が理性的な判断ができる固有の認知モデルについて、筆者の仮説や論点提示から丁寧な思考過程を辿りながら学べる。 心的リハーサルという認知能力がキーになっている。時や空間を超えて、認知、想像する力を人間はもっているから、見えないもの、心的距離の隔たってた対象にも判断ができるし、自...

人間が理性的な判断ができる固有の認知モデルについて、筆者の仮説や論点提示から丁寧な思考過程を辿りながら学べる。 心的リハーサルという認知能力がキーになっている。時や空間を超えて、認知、想像する力を人間はもっているから、見えないもの、心的距離の隔たってた対象にも判断ができるし、自分を超えて、集団としての判断をくだせる。 未来を考えられるからこそ絶望もする人間だが、希望を持てるのも人間ならでは、という視点は的を得ている。

Posted by ブクログ

2017/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「少しの理性は進化的に有利だった」とは言えるかもしれないが、だからといって「理性的であればあるほど進化的に有利だ」とは言えそうになのである。(p.48) 「自分が知っている選択肢をそうでないものよりも選ぶ」という戦略を「認識ヒューリスティックス」と呼ぶ。その言葉でギゲレンツァは、自分が知っている選択肢を選ぶということは、コストのかからない簡単な問題解決の方法として優れていることを示唆しているわけである。(p.114)  本書のメッセージの一つは、人間らしい認知能力の背後には仮定的思考あるいは真てきリハーサルがあるということである。心的リハーサルについては第4章で詳しく説明したが、これは平たく言えば「想像力」と呼ばれるものに対応する。(p.214)

Posted by ブクログ

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