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ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち 光文社新書869
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ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち 光文社新書869

ジョン・ロンソン(著者), 夏目大(訳者)

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ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち 光文社新書869

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2017/02/01
JAN 9784334039721

ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち

¥220

商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2022/06/29

なかなか読みにくい翻訳で、著者の結論、何が言いたいのかというところが置き去りにされている気がした。 ちょっとした悪ふざけをTwitter、Facebookに投稿したところ、大炎上して、勤め先を解雇され、奈落に突き落とされた人たちを紹介している。 なぜ、ネットの炎上があらゆる人の...

なかなか読みにくい翻訳で、著者の結論、何が言いたいのかというところが置き去りにされている気がした。 ちょっとした悪ふざけをTwitter、Facebookに投稿したところ、大炎上して、勤め先を解雇され、奈落に突き落とされた人たちを紹介している。 なぜ、ネットの炎上があらゆる人の心を破壊するのか、「恥」というものの正体を暴きながら物語は進む。 結局、ネットの炎上を本人が「恥」と感じなければなんともないのかもしれない。 職を奪われるのはキツいが。 最後の方に出てきた、ポジティブな情報でネガティブな情報を押し込めるサービスを提供している会社のビジネスモデルがとても面白いと思った。 確かにちょっとした間違いだけで、その人の将来まで奪ってしまうのは酷だと思う。 ネットの炎上は、時には心や命まで奪ってしまうから。

Posted by ブクログ

2020/04/10

アメリカ独自の状況の説明が多すぎて卒論には使えそうもない。ただ、ル・ボンとジンバルドについての説明については本に書かれていない話があるので役立つであろう。さらに最後でgoogleの検索で最初に出ないために、SNSについての多くの新しいアカウントを作成して、さらに新しい写真を掲載す...

アメリカ独自の状況の説明が多すぎて卒論には使えそうもない。ただ、ル・ボンとジンバルドについての説明については本に書かれていない話があるので役立つであろう。さらに最後でgoogleの検索で最初に出ないために、SNSについての多くの新しいアカウントを作成して、さらに新しい写真を掲載する、ということは炎上された人には有効である。  これはジャーナリズムの宿命で、新しい情報にはとびつくというマスコミと同じ状況である。

Posted by ブクログ

2018/08/10

いわゆる炎上した人のその後と、なんで炎上が起きるのかを探った本。炎上者のその後の人生の話は、本当にいたたまれないし、言葉は悪いが読みごたえがある。アメリカで炎上するって事は、全世界で炎上するって事だからなあ……。 炎上を「公開羞恥刑」という観点で読み解くのは良いが、個々の考察は...

いわゆる炎上した人のその後と、なんで炎上が起きるのかを探った本。炎上者のその後の人生の話は、本当にいたたまれないし、言葉は悪いが読みごたえがある。アメリカで炎上するって事は、全世界で炎上するって事だからなあ……。 炎上を「公開羞恥刑」という観点で読み解くのは良いが、個々の考察はやや浅い。特に炎上でプラットフォーマーが儲けているのではないかという話は、重要な論点だがさらっと流されている。良くも悪くもテレビのドキュメンタリーの台本を読んでいる感じ。手法とテーマがあってない気がする。 とはいえ、インターネット上のコミュニケーションを考える上で、重要な一冊である事は間違いない。その手のことに興味がある人は必読だな。

Posted by ブクログ

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