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裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち atプラス叢書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 太田出版 |
発売年月日 | 2017/02/01 |
JAN | 9784778315603 |
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迫力があって、少女達のことがグッと心に残ったルポ。どこにも居場所がなかったり、子供と生活するためにキャバ嬢になった少女たち。それぞれの暮らしの中で、必死に生きていこうとする姿と彼女たちを支えていこうとする著者の姿勢に心を打たれた。生まれてくる環境を選ぶことは出来ないけれど、彼女達...
迫力があって、少女達のことがグッと心に残ったルポ。どこにも居場所がなかったり、子供と生活するためにキャバ嬢になった少女たち。それぞれの暮らしの中で、必死に生きていこうとする姿と彼女たちを支えていこうとする著者の姿勢に心を打たれた。生まれてくる環境を選ぶことは出来ないけれど、彼女達が人として尊厳を持って生きていける社会にしていかないといけない。
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上間陽子さんは2024年8月6日原爆の日の広島県知事のスピーチで「ある沖縄の研究者」と引用されたことでも有名。 https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240806/4000026634.html
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沖縄で、家庭の問題(DVなど)で生活の問題を抱えている女性の生活史調査の本。筆者自身、そうした人々を支援する立場にあるとのことなので、研究書というよりは、ある意味ノンフィクション小説に近い感覚を抱いた。 以前、読んだ岸雅彦さんの本でこの本が挙げられていたので読んでみたが、ディテ...
沖縄で、家庭の問題(DVなど)で生活の問題を抱えている女性の生活史調査の本。筆者自身、そうした人々を支援する立場にあるとのことなので、研究書というよりは、ある意味ノンフィクション小説に近い感覚を抱いた。 以前、読んだ岸雅彦さんの本でこの本が挙げられていたので読んでみたが、ディティールがすごい。 ディティールとは、読者との間で理解を再現しようとする試みであるが、細かい組み立てが非常に面白く、印象に残る。 私自身、知らない世界であり、そこも含めて印象に残った。 例えば、「カバンにドレスを詰め込んで」という章では、DVを受け、障害のある子を産んだシングルマザーの話だが、生まれた当時はカバンに夜職のドレスを詰め込んで看護学校に通いながら夜職でお金を稼ぎ、今では看護師になりカバンに我が子の服を詰め込んで施設を見舞いながら、看護師としてしっかり働けているという対比。 「新しい柔軟剤 新しい家族」という章では、15歳の時に妊娠し、相手からも親からも見捨てられ1人で子供を産んだ女の子が、東京からきた彫師の男の子とであい順調な生活をはぐくみ妊娠し、新しい子を産むまで。彫師が出産日に警察に捕まるなどあったが、無事新しい家族が生まれる。今では天気によって赤ちゃんの衣服の柔軟剤を変えています、というディティールを描いている。 大文字の概念枠組みで彼女たちの人生を分析するということではなく、彼女たちの見てきた景色や時間に寄り添いながら、彼女たちの人生をできるだけまとまった「生活史」の形式で残すという目的が果たされている。 勿論、この本に書かれている事例は、「綺麗にまとめられすぎている」という批判もあるかもしれない。(事例は勿論悲惨なのだが、文章的にというか、このディティール自体が綺麗に見えすぎるのかもしれない。)事実私もそう思った部分はあった。ただ、この本の目的は、岸さんの言葉を借りるとすると、「私たちが、沖縄の少女に出会わされてしまう」、ことが目的なのだと考える。意識的に関わろうとしなければ関わらない世界に対して、こうしたディティールをとおすことで、確かにその世界が存在するといった印象を強く残された時点で、この本の目的は達成されていると思う。
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