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私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? 講談社タイガ
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私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? 講談社タイガ

森博嗣(著者)

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私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? 講談社タイガ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/02/20
JAN 9784062940610

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商品レビュー

4

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2025/01/20

いっやぁ、これは作者による思考実験の手引きですか? 詩のような印象的なフレーズがこれまでにも増して所々に挟まれ、ウンと唸る。 自分が何者かと問うのもまた生きているから。けれど人類はその複雑さを嫌い、ヒトではない方向へと進化しようとしている。 既に都会に暮らすヒトはもう土の上では生...

いっやぁ、これは作者による思考実験の手引きですか? 詩のような印象的なフレーズがこれまでにも増して所々に挟まれ、ウンと唸る。 自分が何者かと問うのもまた生きているから。けれど人類はその複雑さを嫌い、ヒトではない方向へと進化しようとしている。 既に都会に暮らすヒトはもう土の上では生きられない生き物になっているよね、とうすら寒い思いを抱えつつ、けれど終幕のデボラとハギリの友愛に満ちた会話は希望なのだろうとも思う。

Posted by ブクログ

2025/01/19

wシリーズ第5弾 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? 舞台は南アフリカのとある村 ウォーカロンだけがいる村があると 訪れた3人(ハギリ、ウグイ、アネバネ)は 面白い光景をみることに 洞窟に暮らす民族で、治外法権であると 村長(唯...

wシリーズ第5弾 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? 舞台は南アフリカのとある村 ウォーカロンだけがいる村があると 訪れた3人(ハギリ、ウグイ、アネバネ)は 面白い光景をみることに 洞窟に暮らす民族で、治外法権であると 村長(唯一の人間)に案内されて部屋に。 こそには数百の卵カプセルがあり ウォーカロンの脳(躰を持たない、生きた脳)があり、さらにこの脳が生きるバーチャルの世界が存在していた(※もちろん違法) そして、このバーチャル世界は 年も取らない、もちろん死なない 空も飛べる、容姿も自由、お腹を空く設定も自由 (面白いw) 何をしててもよい、メインはソフトの開発で 現実世界の金融システムに入り込み、金儲けをしてると。 しかし、ここから この世界に見学(紹介)されたことが罠であり 3人が抜け出せなくなる。 現実世界に戻れなくなく。。。 ここで現れる救世主と、脱出のアイディアを考えたハギリとデボラの登場(天才すぎる) ※簡単に現実世界にアクセスできなく、バーチャル世界で寝ている(睡眠)時に仕事、起きてる時に仕事以外という逆転のことが起こってるところをついて、その睡眠(自由度が低い)時間を狙って、デボラとの通信を使い、脱出計画を試みる なんと練られた作戦で、さすがハギリは天才や (ウグイとアネバネの戦闘系の力は皆無のため、ハギリが解決するしかない、でも焦ってないwこの感じか森作品あるあるの描写で素晴らしい) そして、登場したのが姿はカンマパ(中身はデボラ)トランスファで、簡単に侵入はできたと。 ※とはいえ、現実世界とか相互通信はできない状況 ※現実世界にルータのような仕掛けを設けない限りできないと(ここで案内人のローリィが役割を果たせるか否か) この脱出シナリオと遂行は途中、バーチャル世界での羊の大群が部屋に入ってくるほのぼのシーンもありながら、よく出来てるなと唸ってしまいました。 シンとキリナバが捕まったあとの会話 ハギリとデボラの会話がなかなか良く ローリィー(案内人)が「自分は生きていない」と言った理由、デボラの答えは 「彼が生きているから」 「生きているものだけが、自分は生きているのかと問うのだ」と シンプルな言葉だが、これが考えさせるところですね。 ★4.3 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light? へ

Posted by ブクログ

2024/07/28

Wシリーズ五作目。「行ったが最後、誰も戻ってこない」。聴くからに安全とはほど遠いところへ、行ってしまうのがハギリ。気軽に知的好奇心を満たす行動に変えてしまうのか。元々の気質はあるだろうけれど、ちょっと無防備がすぎやしないかハギリさんよ。もし、その世界があるとして、自分は行きたいだ...

Wシリーズ五作目。「行ったが最後、誰も戻ってこない」。聴くからに安全とはほど遠いところへ、行ってしまうのがハギリ。気軽に知的好奇心を満たす行動に変えてしまうのか。元々の気質はあるだろうけれど、ちょっと無防備がすぎやしないかハギリさんよ。もし、その世界があるとして、自分は行きたいだろうかを割と真剣に考えた。マトリックスのようなオチであれば、行きたくはないし、攻殻機動隊2ndのオチであれば行ってみてもよいかもしれない。ただ、その世界において死の概念はどうなっているのだろうかと疑問に思った。

Posted by ブクログ