私たちは生きているのか? の商品レビュー
SFの姿を借りた哲学思考実験とも言える本シリーズ。今作も面白い。どこまでが人間か?どこまでが知性なのか?
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舞台が舞台だけに、少し長閑に感じたけれど、言葉の端々は森節だなぁ。 ラストのデボラとの会話が微笑ましい。
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なんかものすごい世界になってきた。 ウォーカロンの脳だけがカプセルに入っていて体を持たずにバーチャルの世界で生きている。 最後のデボラとの会話が面白かった。
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Wシリーズ第5弾 ウォーカロンメーカーから脱走したウォーカロンが集まる南アフリカの「富の谷」。 ローリィが「自分は生きてない」 と言った理由は「彼が生きているから」 生きているものだけがそれを問うのだ。 深いなー。我思う故に我あり、ってことかな_φ(・_・ Wシリーズは「生き...
Wシリーズ第5弾 ウォーカロンメーカーから脱走したウォーカロンが集まる南アフリカの「富の谷」。 ローリィが「自分は生きてない」 と言った理由は「彼が生きているから」 生きているものだけがそれを問うのだ。 深いなー。我思う故に我あり、ってことかな_φ(・_・ Wシリーズは「生きてるとは何か?」がテーマらしく、哲学的な会話や思考が多い。そこが魅力。 ウォーカロン、人工知能、トランスファ、テルグの村。現在の常識からは外れた「新しい生」が毎回出てきて、読者を悩ませる。ハギリの意見も少しずつ変化してる。 フーリはまた登場してほしいな
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いっやぁ、これは作者による思考実験の手引きですか? 詩のような印象的なフレーズがこれまでにも増して所々に挟まれ、ウンと唸る。 自分が何者かと問うのもまた生きているから。けれど人類はその複雑さを嫌い、ヒトではない方向へと進化しようとしている。 既に都会に暮らすヒトはもう土の上では生...
いっやぁ、これは作者による思考実験の手引きですか? 詩のような印象的なフレーズがこれまでにも増して所々に挟まれ、ウンと唸る。 自分が何者かと問うのもまた生きているから。けれど人類はその複雑さを嫌い、ヒトではない方向へと進化しようとしている。 既に都会に暮らすヒトはもう土の上では生きられない生き物になっているよね、とうすら寒い思いを抱えつつ、けれど終幕のデボラとハギリの友愛に満ちた会話は希望なのだろうとも思う。
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wシリーズ第5弾 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? 舞台は南アフリカのとある村 ウォーカロンだけがいる村があると 訪れた3人(ハギリ、ウグイ、アネバネ)は 面白い光景をみることに 洞窟に暮らす民族で、治外法権であると 村長(唯...
wシリーズ第5弾 私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? 舞台は南アフリカのとある村 ウォーカロンだけがいる村があると 訪れた3人(ハギリ、ウグイ、アネバネ)は 面白い光景をみることに 洞窟に暮らす民族で、治外法権であると 村長(唯一の人間)に案内されて部屋に。 こそには数百の卵カプセルがあり ウォーカロンの脳(躰を持たない、生きた脳)があり、さらにこの脳が生きるバーチャルの世界が存在していた(※もちろん違法) そして、このバーチャル世界は 年も取らない、もちろん死なない 空も飛べる、容姿も自由、お腹を空く設定も自由 (面白いw) 何をしててもよい、メインはソフトの開発で 現実世界の金融システムに入り込み、金儲けをしてると。 しかし、ここから この世界に見学(紹介)されたことが罠であり 3人が抜け出せなくなる。 現実世界に戻れなくなく。。。 ここで現れる救世主と、脱出のアイディアを考えたハギリとデボラの登場(天才すぎる) ※簡単に現実世界にアクセスできなく、バーチャル世界で寝ている(睡眠)時に仕事、起きてる時に仕事以外という逆転のことが起こってるところをついて、その睡眠(自由度が低い)時間を狙って、デボラとの通信を使い、脱出計画を試みる なんと練られた作戦で、さすがハギリは天才や (ウグイとアネバネの戦闘系の力は皆無のため、ハギリが解決するしかない、でも焦ってないwこの感じか森作品あるあるの描写で素晴らしい) そして、登場したのが姿はカンマパ(中身はデボラ)トランスファで、簡単に侵入はできたと。 ※とはいえ、現実世界とか相互通信はできない状況 ※現実世界にルータのような仕掛けを設けない限りできないと(ここで案内人のローリィが役割を果たせるか否か) この脱出シナリオと遂行は途中、バーチャル世界での羊の大群が部屋に入ってくるほのぼのシーンもありながら、よく出来てるなと唸ってしまいました。 シンとキリナバが捕まったあとの会話 ハギリとデボラの会話がなかなか良く ローリィー(案内人)が「自分は生きていない」と言った理由、デボラの答えは 「彼が生きているから」 「生きているものだけが、自分は生きているのかと問うのだ」と シンプルな言葉だが、これが考えさせるところですね。 ★4.3 青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light? へ
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Wシリーズ五作目。「行ったが最後、誰も戻ってこない」。聴くからに安全とはほど遠いところへ、行ってしまうのがハギリ。気軽に知的好奇心を満たす行動に変えてしまうのか。元々の気質はあるだろうけれど、ちょっと無防備がすぎやしないかハギリさんよ。もし、その世界があるとして、自分は行きたいだ...
Wシリーズ五作目。「行ったが最後、誰も戻ってこない」。聴くからに安全とはほど遠いところへ、行ってしまうのがハギリ。気軽に知的好奇心を満たす行動に変えてしまうのか。元々の気質はあるだろうけれど、ちょっと無防備がすぎやしないかハギリさんよ。もし、その世界があるとして、自分は行きたいだろうかを割と真剣に考えた。マトリックスのようなオチであれば、行きたくはないし、攻殻機動隊2ndのオチであれば行ってみてもよいかもしれない。ただ、その世界において死の概念はどうなっているのだろうかと疑問に思った。
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p13 「信頼が八十パーセントの確率だとすると、二乗で六十四パーセントになるよ」 p97 歴史的に成熟してきたルールから逸脱している。だから、法的に捻れたことになってしまう p128 今ではここが私たちの現実です p158-159 図書館で読むことができるものも、おそらくだれかが選んでいて、制限されたものだと思います。 p262 生きているものだけが、自分が生きているのかと問うのだ。 面白かったです。 ブレードランナーで言うところのフォークト=カンプフ・マシンを作った人間が主人公、と捉えると興味深い。本シリーズ内における、人かウォーカロンかの区別の争点や複雑さはブレランにはなかったので、むしろその境界線が融解するまでを描くのかなと想像するけど、きっともっと突飛な(けれどもかなり現実的な)帰着点を期待する。 固有名詞出しているのは見たことがないけど『Black Mirror』とか観てそう。というか観てなかったらそれはそれですごい。
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私たちは生きているのか?それは錯覚ではないのか。一度は考えたことがあることを、物語として読むことができた。
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今回はウォーカロンの新たな形態(?)が現れる。生物、知性、感情といったことへの考察はなかなか興味深いけど、シリーズ全体の謎解きからするとちょっと寄り道感あるかな。 6年前の作品でVR空間が出してくる先見性は流石。 ところで、デボラの無敵感が凄いんだが、今後どう展開させるんだろうね。
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