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黄色い雨 河出文庫
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黄色い雨 河出文庫

フリオ・リャマサーレス(著者), 木村榮一(訳者)

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黄色い雨 河出文庫

定価 ¥968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2017/02/07
JAN 9784309464350

黄色い雨

¥770

商品レビュー

4.5

29件のお客様レビュー

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2026/07/10

スペインの廃村でただ一人、最期を待つ男の独白。村が朽ち、すべてが秋の枯葉のような黄色に染まる圧倒的な孤独。 黄色い雨という死のメタファーの中、狂気と正気を揺れ動きながら土地に縛られ続けている。見方によっては陰鬱だし辛気臭いかもしれないけれど、それがイイ。 後半以降、本格的に死...

スペインの廃村でただ一人、最期を待つ男の独白。村が朽ち、すべてが秋の枯葉のような黄色に染まる圧倒的な孤独。 黄色い雨という死のメタファーの中、狂気と正気を揺れ動きながら土地に縛られ続けている。見方によっては陰鬱だし辛気臭いかもしれないけれど、それがイイ。 後半以降、本格的に死者へと向かっていくいく語りにページをめくる手が止まらなくなる。滅びへの抗いと受容が交錯する痛切な叫びもまた、散文詩のようで美しいものでした。

Posted by ブクログ

2026/04/20

フリオ・リャマサーレスの文章が私にとって特別なのは、寂寥が極限まで磨かれて美しさとして立ち上がることに心が震え、それがたまらなく嬉しいから。

Posted by ブクログ

2026/03/07

タイトルに惹かれて手に取った一冊。なんと表現をして良いのか困る。スペイン山奥の廃村で暮らす男の物語。文体が詩的で美しさを感じる。主人公の彼は偏屈さと頑固さを兼ね備えた老人だ。廃村を守るでもなく、近くの町に降りるでもなく、ただ、村とともに朽ち果てる日までそこに居続けている。彼の家に...

タイトルに惹かれて手に取った一冊。なんと表現をして良いのか困る。スペイン山奥の廃村で暮らす男の物語。文体が詩的で美しさを感じる。主人公の彼は偏屈さと頑固さを兼ね備えた老人だ。廃村を守るでもなく、近くの町に降りるでもなく、ただ、村とともに朽ち果てる日までそこに居続けている。彼の家に現れる亡くなった家族達の亡霊は夢か現か。彼の願望なのか。家族の想いなのか。彼の孤独は、きっぱりと誰を寄せ付けることなく、ただ、孤独だ。不思議とそこに湿っぽさは感じられなかった。

Posted by ブクログ

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