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黄色い雨 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2017/02/07 |
| JAN | 9784309464350 |
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黄色い雨
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黄色い雨
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商品レビュー
4.5
29件のお客様レビュー
スペインの廃村でただ一人、最期を待つ男の独白。村が朽ち、すべてが秋の枯葉のような黄色に染まる圧倒的な孤独。 黄色い雨という死のメタファーの中、狂気と正気を揺れ動きながら土地に縛られ続けている。見方によっては陰鬱だし辛気臭いかもしれないけれど、それがイイ。 後半以降、本格的に死...
スペインの廃村でただ一人、最期を待つ男の独白。村が朽ち、すべてが秋の枯葉のような黄色に染まる圧倒的な孤独。 黄色い雨という死のメタファーの中、狂気と正気を揺れ動きながら土地に縛られ続けている。見方によっては陰鬱だし辛気臭いかもしれないけれど、それがイイ。 後半以降、本格的に死者へと向かっていくいく語りにページをめくる手が止まらなくなる。滅びへの抗いと受容が交錯する痛切な叫びもまた、散文詩のようで美しいものでした。
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フリオ・リャマサーレスの文章が私にとって特別なのは、寂寥が極限まで磨かれて美しさとして立ち上がることに心が震え、それがたまらなく嬉しいから。
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タイトルに惹かれて手に取った一冊。なんと表現をして良いのか困る。スペイン山奥の廃村で暮らす男の物語。文体が詩的で美しさを感じる。主人公の彼は偏屈さと頑固さを兼ね備えた老人だ。廃村を守るでもなく、近くの町に降りるでもなく、ただ、村とともに朽ち果てる日までそこに居続けている。彼の家に...
タイトルに惹かれて手に取った一冊。なんと表現をして良いのか困る。スペイン山奥の廃村で暮らす男の物語。文体が詩的で美しさを感じる。主人公の彼は偏屈さと頑固さを兼ね備えた老人だ。廃村を守るでもなく、近くの町に降りるでもなく、ただ、村とともに朽ち果てる日までそこに居続けている。彼の家に現れる亡くなった家族達の亡霊は夢か現か。彼の願望なのか。家族の想いなのか。彼の孤独は、きっぱりと誰を寄せ付けることなく、ただ、孤独だ。不思議とそこに湿っぽさは感じられなかった。
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