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さみしくなったら名前を呼んで 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2017/02/07 |
| JAN | 9784344425774 |

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さみしくなったら名前を呼んで
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商品レビュー
3.4
64件のお客様レビュー
◎図書館本 地方特有の空気感とか学生の頃ならではの感情とかなんか懐かしかった。すごく共感するってわけじゃないけど、ああそうだったよな〜みたいな。 『あのこは貴族』は面白かったけど、山内マリコさんの作品はワードセンス炸裂しているエッセイのほうが好きかも。
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『ここは退屈迎えに来て』といい、山内マリコさんは、田舎出身が抱く地元や都会に対する想いをよく捉えて上手く文章化されていると思う。
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短編集。 ▼人の思い出を盗むな バイト先のレンタルビデオ屋で知り合った土田さんから聞いた海と公平くんの話。 人から聞いた話を頭の中で反芻していくうちに自分の記憶と混ざっていく感覚、分かる。土田さんの話が上手かったのも理由かもしれないけれど、なんか周波みたいなものと合うと自分の...
短編集。 ▼人の思い出を盗むな バイト先のレンタルビデオ屋で知り合った土田さんから聞いた海と公平くんの話。 人から聞いた話を頭の中で反芻していくうちに自分の記憶と混ざっていく感覚、分かる。土田さんの話が上手かったのも理由かもしれないけれど、なんか周波みたいなものと合うと自分の記憶に塗り変わってしまうことが起きるのではなかろうか。 ▼走っても走ってもあたしまだ十四歳 背が高いせいでクラスの女子と馴染めず浮いているマユコは、小学生であることを隠しながら夜の街でダンスをする中高生に混じってひたすらに踊っていた。 自分ばかり生きづらくて、なんでも上手く行って自分が欲しいものを難なく手に入れているように見えるエリちゃんへの嫉妬や焦燥感みたいな感情にリアルに共感できた。小学生(後半中学生になるけど)の主人公に共感するのもなんだかなぁと思うけれど。 ▼遊びの時間はすぐ終わる 子供の頃からの仲良しの加賀美とたくさんの時間を過ごしたショッピングモールに、大人になり子供もできた加賀美と一緒に来ている。 鮮明に思い出せる子供時代の二人のやり取りに、「わたし」が加賀美との時間が(それは自覚的じゃないかもしれないけど)とても大切な思い出として残ってるんだなぁと感じられた。加賀美はもう自分と違う世界で生きている、そう思ったけれど、ずっと使い続けていたペンケースを見て加賀美の中でも「わたし」とは違う形でその時間がちゃんと残っているのが分かって、すごく嬉しく思った。もしかしたら根本的には合わなかったり言わずにいた気持ちも多かった二人なのかもしれないけれど、互いが互いを必要だと思っていたのは事実で、そういう友人がいる「わたし」のことが羨ましいなと思った。
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