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茨木のり子の献立帖 コロナ・ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2017/01/01 |
JAN | 9784582635058 |
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茨木のり子の献立帖
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商品レビュー
4.5
17件のお客様レビュー
冒頭カラーは、茨木のり子宅の台所を7頁に渡り紹介していた。正に昭和の台所。夫を厨房に入れる心積もりの一切ない、彼女の城という雰囲気だった。 昭和24年に23歳でY(医師・三浦安信)と結婚、以降、Yとの毎日の食事、詩人グループや友人を招いての食事会などで、茨木のり子はていねいな生...
冒頭カラーは、茨木のり子宅の台所を7頁に渡り紹介していた。正に昭和の台所。夫を厨房に入れる心積もりの一切ない、彼女の城という雰囲気だった。 昭和24年に23歳でY(医師・三浦安信)と結婚、以降、Yとの毎日の食事、詩人グループや友人を招いての食事会などで、茨木のり子はていねいな生活を続けていたのだなと、写真や一部紹介されたレシピや日記、甥の寄稿などでわかる。 沢村貞子の「わたしの献立日記」のようなものを想像していたが、全く違った。正に生活の記録だった。 1950年 12月23日 「私の大半の時間は雑用だ。薪をポンポン割って、煮て、きざんで、鍋を洗って、床をふいて、寝まき、くつした、を洗濯して、炬燵に火を入れて、ゆっくりするとねむくなってしまう」 再現できそうな家庭料理がカラーで載っていて、丁寧なレシピもついているけど、経験上私は、下手な野望は持たないことにする。参考になる方は多いと思う。 巻末には1966年から始めた「3年連用・博物館当用日記」も一部掲載されていた。公開する積りはサラサラないはずなのに、夫を全部Yで通している(何処かにこの種明かし書いてるのだろうか?)。ともかく、Yのことを愛しているのがヒシヒシと伝わる。何処で誰と何を食べたか。やはり、日記の中心はこれである。比べて私の「生活」の貧しいことよ。 riyumomさんのレビューで本書を知りました。ありがとう御座います。
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まず、表紙の茨木のり子さんが美しい。割烹着で柔らかい笑顔。人柄が現れている。中には美味しそうな料理の写真。茨木さんの手書きのレシピとともに。どれもとても美味しそう。とてもハイカラなメニューが多いが、昔ながらの丁寧な和食も。 ご主人は毎度レストランのように綺麗な盛り付けに、「もっと...
まず、表紙の茨木のり子さんが美しい。割烹着で柔らかい笑顔。人柄が現れている。中には美味しそうな料理の写真。茨木さんの手書きのレシピとともに。どれもとても美味しそう。とてもハイカラなメニューが多いが、昔ながらの丁寧な和食も。 ご主人は毎度レストランのように綺麗な盛り付けに、「もっと家庭料理っぽい盛り付けにしてほしい」と贅沢な注文をつけたとか。台所の写真も日常的にテキパキと料理をされたであろう人の台所!という感じ。 何より、日記に夫への愛が感じられる。全く気取っていない短文ながらほっこりした。
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日記を拝読するなんて何だか申し訳ないような、でも読みたいような、というそわそわな気持ちでページを開き、詩集から想像していた通りの丁寧な日々の綴りを眼でひたすら追って読了。 時代背景は私にはわからないけれど、レトロな雰囲気の中に凛とした品が溢れるお料理と文章。 リモコン自動車って何...
日記を拝読するなんて何だか申し訳ないような、でも読みたいような、というそわそわな気持ちでページを開き、詩集から想像していた通りの丁寧な日々の綴りを眼でひたすら追って読了。 時代背景は私にはわからないけれど、レトロな雰囲気の中に凛とした品が溢れるお料理と文章。 リモコン自動車って何だろう? 茨木のり子さんの通った伊勢丹、小田急、私も知っている場所や街が出てきて とても嬉しい。
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