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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2017/01/11 |
JAN | 9784822255015 |
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商品レビュー
4.1
100件のお客様レビュー
インテルの実質的な創業者であるアンディグローブがマネジメントについて記した本。書いてある内容自体は今で言えば当たり前のようなことが書かれているが、それでも非常に普遍的かつ改めてハッとするようなことが記載されている。 何よりすごいのはこの本が40年近く前に記載されたにも関わらず未...
インテルの実質的な創業者であるアンディグローブがマネジメントについて記した本。書いてある内容自体は今で言えば当たり前のようなことが書かれているが、それでも非常に普遍的かつ改めてハッとするようなことが記載されている。 何よりすごいのはこの本が40年近く前に記載されたにも関わらず未だに参考にできる点である。細かい部分を言い出すとキリが無いので割愛するが、非常に示唆に富んだ本であることは間違いない。化学工学で博士号を取得した人間でもあり、本の構造にまで気を遣っているのかもしれない。何度も読んで噛み締めた方が良い類の本だと思っている。
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※このレビューにはネタバレを含みます
インテル社のアンドリュー・グローブによる、ミドルマネージャーへの指南書。 ビジネス書なんだけどちょっと難しく(翻訳のクセか?)、それなりに気合を入れないと掴みかねたりする。した。 多分骨子としては「最小の労力で最大の効能を得る」という部分に集約されると思う。その思想から「制約的ステップ(いわゆる律速段階だ)」「ワンオンワンの重要さ」「様々なインディケーター(観測機)を導入する」とかが出てくるんだろう。 つまり、今の仕事やこれからの仕事がどの程度将来の時間を省略できるか…というところかな。部下に月一度1時間でも真面目に向き合えば、その一ヶ月の能率が上がるワケで、やらない理由ってないよね?となる。 こう考えると、マネジメントとは”人”というブラックボックスにタスクを投げ入れて結果を生むことの効率化と言えるかもしれない。 そりゃほっといても(ある程度出来る人間なら)結果は出てくるんだけど、少しの労力でもっと良い効率と成果が出てくるだろう。効率化の手段はいくつかのパターンに分けられるものの、これだけあればというモノはない。 個人的に一番納得がいったのは「レポートというものは自己規律化の手段である」というところかな。レポートは自分のために、そして発表は相手のために。何のためにそれを行っているかの本質がつかめれば、僕らの仕事ももうちょっと楽になる…かもしれない。
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40年以上も前の内容だが、現代でも通じるという点に驚きを隠せない。 工場生産を中心として話を整理しているためアウトプットという点に絞ってまとめられているためスコープがわかりやすい。しかしその分人の特性などに関しては記述が少ないのでインディケーターなど、マネージャーからの命令によっ...
40年以上も前の内容だが、現代でも通じるという点に驚きを隠せない。 工場生産を中心として話を整理しているためアウトプットという点に絞ってまとめられているためスコープがわかりやすい。しかしその分人の特性などに関しては記述が少ないのでインディケーターなど、マネージャーからの命令によって取得するのではなくチームとして積極的に取得するためにはどのように広めていくのかが鍵になっていくのかもしれない。 言葉としては出てきていないものの、現在よく話題になる心理的安全性に関しても指摘されている。 また、グローブの法則として提示されている「共通の事業目的「持つすべての大組織は、最後にはハイブリッド組織形態に落ち着くことになる」というのは今自分が所属している組織のことを指摘しているかのようで恐ろしくもある。 最後の第4部ではこれまた最近よく耳にするコーチングの重要性を述べている。 総じて令和の今にも通じるマネジメントの教科書だなと思った。
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