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モナ・リザの背中 中公文庫
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モナ・リザの背中 中公文庫

吉田篤弘(著者)

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モナ・リザの背中 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2017/01/19
JAN 9784122063501

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商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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2025/12/18

美術館へ『受胎告知」を見に行った 曇天先生 右隅の暗がりに 引きずり込まれてしまう そこから現実と絵の中とを 旅するようになる 助手のアノウエくんとの まるでコントのような やり取りをしながら‥‥ そこで 何かを知る? 何かを探す? 何かを得る? 絵画の中で風神のフージンが言う...

美術館へ『受胎告知」を見に行った 曇天先生 右隅の暗がりに 引きずり込まれてしまう そこから現実と絵の中とを 旅するようになる 助手のアノウエくんとの まるでコントのような やり取りをしながら‥‥ そこで 何かを知る? 何かを探す? 何かを得る? 絵画の中で風神のフージンが言う 『‥‥キサンらの中に風を通せ なぜ通さぬ? 何ゆえいちいちとどめる? 何ゆえいちいちこだわる? 何ゆえいちいち停滞する? なんなんいったい? そんなことじゃイカンのだ キサンらは四百年も生きられぬ 何もわからぬまま死に至る 四百年生きたジャレにもわからんのだから 死ってなんなん? いや、生ってなんなん? そんなにイイもんなん? 生きるために何かが欲しいわけか それは何だ ジャレに教えてくれ ジャレはそいつを知りたい』 ほとんどダジャレのような やり取りの中で フージンの言葉は じんわりと響くのです わかるような わからないようなですが‥‥ 大好きです やっぱり吉田篤弘さんは すごい!

Posted by ブクログ

2024/12/19

共感したり納得したりすると、その都度鳥肌がたってしまう大学教授の曇天先生。 そんな曇天先生も五十を迎えた。 ある日、曇天先生は美術館を訪れ、ダ・ヴィンチの「受胎告知」の前に立つや、絵の中に入り込んでしまう。 以来、アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」など、絵の中の冒険...

共感したり納得したりすると、その都度鳥肌がたってしまう大学教授の曇天先生。 そんな曇天先生も五十を迎えた。 ある日、曇天先生は美術館を訪れ、ダ・ヴィンチの「受胎告知」の前に立つや、絵の中に入り込んでしまう。 以来、アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」など、絵の中の冒険を繰り返す。 どうやら助手のアノウエ君にもらった目薬メヲサラが引き金をひいているようなんだけど…。 一見ファンタジーのようなのだけど、ところどころ気になる表現が。 それは曇天先生の年齢。 五十歳とは「成人と老人の間」であって、「一から百までの中間点」。 「この五十歳という何かと何かの間に挟まれた隙間のようなところ……」 どうもこの五十歳という、どこにも属さない、「何ら区切りも目印もなく」「足場の悪い」感じが、曇天先生をちょっぴり憂鬱にさせているようだ。 彼はその心境を「今の孤島」と呼ぶ。 その「何かと何かの間に挟まれた隙間」と、「絵の中に入り込んでしまう事象」が、どこか繋がっているようにも感じられた。 この五十という中間的で微妙な年齢を迎え、曇天先生は踠いている。 不器用に踠きながらも前に進もうとしている。 がんばれ、曇天先生。 ……なんだけど。 これ、いつもの吉田さん作品と違うように感じられて、読みづらかった。 曇天先生とアノウエ君の会話をはじめ、全体的に理屈っぽくまどろっこしいし。 私にはよく分からなかった。 いつも通りには楽しめない作品だった。

Posted by ブクログ

2023/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学で芸術を教えている「私」が、美術館で絵の中に入り込んでしまう。 そして、絵の奥の方では別の絵と重なっているというのだが、絵の中の話なのか、外の話なのか、はたまた現実の話なのか、妄想の部分なのか、混とんとしてストーリーがわかりにくく、個人的にはあまり面白いと思えなかった。

Posted by ブクログ

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