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モナ・リザの背中 中公文庫
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モナ・リザの背中 中公文庫

吉田篤弘(著者)

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モナ・リザの背中 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2017/01/19
JAN 9784122063501

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商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2023/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学で芸術を教えている「私」が、美術館で絵の中に入り込んでしまう。 そして、絵の奥の方では別の絵と重なっているというのだが、絵の中の話なのか、外の話なのか、はたまた現実の話なのか、妄想の部分なのか、混とんとしてストーリーがわかりにくく、個人的にはあまり面白いと思えなかった。

Posted by ブクログ

2022/12/28

吉田さんの屁理屈がだらだらと書き綴られているところ嫌いじゃない。 「◯歳になったからといって君が変わるわけではなく、周囲の人々の君を見る目が変わるのです」

Posted by ブクログ

2022/04/18

いつも感心ばかりしている「鳥肌が立つ男」曇天先生。 大学で芸術を論じている五十歳の曇天先生と、助手のアノウエ君のやりとりが実に面白い。 また吉田篤弘さんの独特な世界にするすると引き込まれてしまった。 五十年というのは、一言で済まされない時間の塊なのでしょうか。 曇天先生は、上野...

いつも感心ばかりしている「鳥肌が立つ男」曇天先生。 大学で芸術を論じている五十歳の曇天先生と、助手のアノウエ君のやりとりが実に面白い。 また吉田篤弘さんの独特な世界にするすると引き込まれてしまった。 五十年というのは、一言で済まされない時間の塊なのでしょうか。 曇天先生は、上野の美術館で、ダ・ヴィンチの『受胎告知』の絵の右隅にある「ほの暗い部屋」への入口から、絵の中へ入り込んでしまいます。 懐かしいような、面白いような、怖いような… 美術館という特別な場所は、私も妙に好きです。 絵を観る。すなわち絵の中に入り込む。うーむ奥が深い話だ。 妄想が渦巻いて、終わりが見えない。一体どこで終わらせるのだろうか。 絵の中の冒険の話は、なるほど「アリス」さながらで、もう嬉しくて口元がついつい緩んでしまいます。 あとがきも興味深く、とても面白かったです。

Posted by ブクログ

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