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昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか 草思社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784794222466 |
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昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
「むかしむかしあるところ」に住んでいるお爺さんとお婆さんは、子供や孫もおらず、芝刈りや洗濯のため山へ川へと自ら働きに行く。それは老人を取り巻く厳しい現実を反映しているという。昨今は老後問題が取り沙汰されているけれど、戦後に築き上げられた「悠々自適の老後生活」の方がむしろ特殊なのか...
「むかしむかしあるところ」に住んでいるお爺さんとお婆さんは、子供や孫もおらず、芝刈りや洗濯のため山へ川へと自ら働きに行く。それは老人を取り巻く厳しい現実を反映しているという。昨今は老後問題が取り沙汰されているけれど、戦後に築き上げられた「悠々自適の老後生活」の方がむしろ特殊なのかもしれません。 ところで、最後の章では「実在したイカす老人」が数人紹介されている。自分の葬式のシナリオを作り上げ、その中で棺桶から起き上がって一人芝居をするという四世鶴屋南北のユーモアもさることながら、上田秋成の冷ややかなリアリストぶりも印象的。曰く、「昔に戻りたいとは思わない、今のほうが美味いものもあるし、金と命があれば何でも手に入る」とか、「本居宣長は二言目には大和魂というが、その魂こそがこの国の臭み、欠点でもある」とか。
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絵本好きとして題名に惹かれました。 読み進めていくと、昔の年寄りの何とも怖いお話に・・ 著者の老人論に驚かされます。
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うーん、ちょっとくどかったかな。 面白いところもたくさんあったけど。 時代によって価値観なんてどんどん変わるし、あまり捕われすぎなくても良いかなぁと。 勉強になる一冊でした。
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