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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
独身のAさん。 結婚して子供もいるBさん。 職場の同僚である2人がそれぞれの視点で交互に描かれている。 AさんはBさんが産休に入ったせいで自分の仕事が増えたこと、職場で子供を理由に早く帰宅するのを許されていること、いつも周りに誰かいて人間関係がうまくいってそうなことを妬みあまり良く思っていない。 B さんはそんな A さんからの冷たい視線に気づいているが子供のことを考えたらやはりそうするしかない。 また独身である A さんを自由で余裕があると羨ましく思っている。 お互いがお互いを気楽でいいなと思い合っている構図に隣の芝生は青いという言葉が何度もよぎった。 「何で自分だけこんな辛い目に遭わなくちゃならないの…本当 私って哀れ…」と悲観しているのは自分だけじゃなくみんなそうなんだなと気づかせてくれた。 当事者にしかわからない苦痛、自分と全く違う人生を歩んでいる他者に対する楽観視。 自分は本気で悩んでいるのに部外者から突然振りかけられる無責任な忠告ややっかみ。 一生この人とは分かり会えないなと絶望的な壁を感じることはよくある。 でも自分も周りに対して同じようなことをしているかもしれない。 いつ何時も相手の苦痛を分かってあげることは難しくとも、理解しようと寄り添う姿勢だけは忘れないでいたい。
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スラスラ読めちゃう。私はA子でもB子でもないが、人にはそれぞれの事情はあるもののそれって自分で選んだんだよねとも思うのであまり共感は出来なかったかなぁ〜。ただ、女性は子供を産めばほぼキャリアを無駄にしてしまう…
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それぞれ違う立場で思うこと。逆らうのも流されるのも選んだのは自分で、完全な丸は無いのよ。多分、嫌なことといいことと、いいことのが多いと思えればそれが幸せ。後輩の「あの子」はどんな道を選ぶのかな?
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