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性と国家
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性と国家

北原みのり(著者), 佐藤優(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/11/01
JAN 9784309247854

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商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

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2024/08/14

読むか迷っていたのだが、佐藤優の「はじめに」を3行読んだところで、これは面白そうだな、と悟る。 おおよそ3時間で読めます。 10代のの頃に読み漁った北原みのりを久々に見かけて買った本。2016年刊行とのことで、ある程度古いのだが、状況はそう変わってはいない。 慰安婦問題から...

読むか迷っていたのだが、佐藤優の「はじめに」を3行読んだところで、これは面白そうだな、と悟る。 おおよそ3時間で読めます。 10代のの頃に読み漁った北原みのりを久々に見かけて買った本。2016年刊行とのことで、ある程度古いのだが、状況はそう変わってはいない。 慰安婦問題から現在の性風俗の、状況や語られ方についての対談。 矯風会、矢嶋楫子、広岡浅子、市川房枝のことが語られているものを、何か読みたいなと思った。坂本龍馬みたいに、もっと、エンタメになっていても良いのに、ってことでもあるよな。 —————— その恐怖と屈辱感。この屈辱感を味わわされることが、そもそも差別の正体だなって。 —————— ボスニアヘルツェゴビナの被害者と、日本軍慰安婦の女性の痛みに、10代の女性が「これは私のことだ」と共感できる社会ってなんでしょう。女の子にとっては戦時中なんですよ。 —————— 買う、買わないと言うことがこれほど日常化されていたら、私なんかはそれが自分とは違う世界の話だとは到底思えないんですよね。自分がこの社会で、性を売らされる1歩手前のところにいて、見えているのに見ないふりをしているような感覚がある。 —————— ふつうに、フロイトきもい、バタイユこわい、ヘーゲルひどいってなりますよ。

Posted by ブクログ

2018/08/22

佐藤優が沖縄県民を差別誘導しているのは間違いないでしょう。著者の母は沖縄出身のクリスチャンで、彼は同志社大学の出身のようだ。知人から聞いた話では沖縄キリスト教大学という沖縄の大学に通う女子学生は、少ない稼ぎを米兵に貢いでいるそうだ。沖縄の強姦致死事件の犯人も本来は兵役を終えアメリ...

佐藤優が沖縄県民を差別誘導しているのは間違いないでしょう。著者の母は沖縄出身のクリスチャンで、彼は同志社大学の出身のようだ。知人から聞いた話では沖縄キリスト教大学という沖縄の大学に通う女子学生は、少ない稼ぎを米兵に貢いでいるそうだ。沖縄の強姦致死事件の犯人も本来は兵役を終えアメリカに帰るはずが、日本人女性が結婚して日本にとどめてしまったがために、軍の管理ができない状態で日本国内に野放しにされてしまったのではないか?一説によるとシンザト容疑者の妻も沖縄キリスト教大学の出身と聞く。 かつてキリスト教が火薬の硝石と引き換えに日本人女性を性奴隷として買い、世界中に売り飛ばしたことについて著者はどう考えているのか?また、からゆきさん問題をどう考えているのか?現在でも横須賀においても沖縄と似たような状態になっていることをなぜ扱わないのか?極めつけは、論調の中で韓国の慰安婦問題と沖縄を同列に考えるように読者を誘導していることである。これは沖縄に侵入していると思われる似非左翼や似非右翼の特徴的な論調でもある。 沖縄県民は太平洋戦争を共に戦った同志であり、集団自決は特攻隊ともに扱うべき愛国心の象徴でもあるが、韓国出身者は他の日本兵と違いすぐに投降し裏切った者が多かったとよく聞く。 さて著者の友人が多いと思われる創価学会の上層部は韓国系の人たちが多いという説について著者はどう考えているのか?誰かがこういったことを国民に伝えこのような作家を追求しないと、沖縄と日本は分断されてしまうだろう。

Posted by ブクログ

2018/06/27

慰安婦問題からAVの問題まで、対談形式で語られる。女性は欲望の対象であり、その事を前提に社会システムが出来ている。それは、男性が欲求を制御できない事を前提としており戒律や法律で禁止した所で、統制しきる事はできない。北原みのりは、そうした男性的社会を不平等で、作り直さなければならな...

慰安婦問題からAVの問題まで、対談形式で語られる。女性は欲望の対象であり、その事を前提に社会システムが出来ている。それは、男性が欲求を制御できない事を前提としており戒律や法律で禁止した所で、統制しきる事はできない。北原みのりは、そうした男性的社会を不平等で、作り直さなければならないものと断じ、異常な変態性を軽蔑し、性風俗店をペットショップのように人権無視の上に成立すると言い切る。佐藤優をおおよそ同意しているように見える。しかし、本当にそうか。女性が性の対象となるのは当たり前であり、欲求を満たしたい衝動も、人生に付随する綺麗事ではない側面ではないか。その意味でも、2人は橋下徹の米軍に風俗店が必要との発言に、女性を馬鹿にしていると言うが、私はそうは思わない。 ジェンダー論は難しい問題である。夫婦共働きの世帯収入を得ている子ナシの家族と、夫一人で妻も子供も養っている家族と、これは社会的に平等か否か。また各々の妻の立場も当然ながら異なる。就労のし易さにも性差はある。この本では性衝動の部分が議論されているが、性機能差については論じられない。私見だが、北原みのりの一方的な意見が幼く、彼女の好む言い方を借りれば、性を性欲として記号化してしまっている所為ではないか。 性欲は性差により生じるのだから、性差そのものを社会システムに繋げて、掘り下げて欲しかった。

Posted by ブクログ