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円空と木喰 角川ソフィア文庫
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円空と木喰 角川ソフィア文庫

五来重(著者)

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円空と木喰 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/11/01
JAN 9784044001537

円空と木喰

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商品レビュー

4.5

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2025/04/16

円空と木喰 角川ソフィア文庫 J 106 8 著:五来 重 出版社:KADOKAWA 江戸時代を生きた、二人の仏師の物語 円空仏と、修験道 ・仏や菩薩が衆生を救済するために、神の姿を借りてこの世に現れることを本地垂迹といい、その本体を本地という ・天照大神の本地は、雨宝童子...

円空と木喰 角川ソフィア文庫 J 106 8 著:五来 重 出版社:KADOKAWA 江戸時代を生きた、二人の仏師の物語 円空仏と、修験道 ・仏や菩薩が衆生を救済するために、神の姿を借りてこの世に現れることを本地垂迹といい、その本体を本地という ・天照大神の本地は、雨宝童子、毘沙門天である ・十一面観音は、白山の主神、イザナミの本地である。 ・山王とは、猿の姿の山の神、馬に乗った猿、馬を曳く猿 ・五百羅漢 肉親の顔があるという、他界信仰 木喰 日本の六十六ヵ国の国分寺に、大乗妙典を奉納して、六十六部になることを、廻国という ・大山阿夫利神社の不動明王の山伏は妻帯僧 ・木喰は、半僧半俗の聖であり、廻国と、勧進という聖の職能を果たす 六部、行者、山伏のような聖たちは、さかんに仏像をつくりながら、遍歴をくり返した。 芭蕉の漂泊の思いも、こうした、聖たちの放浪に駆り立てられたのかもしれない 目次 円空佛 境涯と作品 序 章 第一章  1 洞爺湖にうかぶ円空仏  2 帆越岬の鷹  3 北海の来迎観音 第二章  1 恐山の千体地蔵  2 津軽野の円空仏  3 なまはげの山 第三章  1 二荒山の不動たち  2 武蔵野の荒れ寺  3 木曽路の足跡 第四章  1 志段味の丘の馬頭観音  2 尾張野の木端仏  3 伊吹山と大峯山 第五章  1 美濃の奥山  2 飛騨の宿儺  3 入定塚の藤―結び― 微笑佛 木喰の境涯 序 章  1 あたらしい波  2 無心の美  3 微笑仏 第一章  1 甲斐の山里  2 聖と木食 第二章  1 東国廻国  2 蝦夷地渡り  3 佐渡の荒海 第三章  1 西国遍歴  2 駿遠の山路  3 越路の大悲像  4 丹摂の自刻像 ISBN:9784044001537 出版社:KADOKAWA 判型:文庫 ページ数:320ページ 定価:1080円(本体) 2016年11月25日初版発行

Posted by ブクログ

2022/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2016.12―読了 円空が遺したさまざまな「善財童子」像の多くは自刻像であろうとされている。所謂、木彫による自画像という訳だ。その円空の自刻像について、五来重は 「自画像や自刻像をつくる芸術家は少なくない。しかし山伏修験、あるいは遊行聖の自刻像は、芸術家のそれとまったく異質な動機から出ている。それは自己顕示のためではなく、衆生救済の誓願のために作るのである。 禅宗では一休のように自画像を描くこともあるが、多くは授法のために、自分の肖像画を頂相-ちんぞう-として、画家または画僧に描かせる。これも仏相単伝の禅を人格として表現するのである。 山伏修験は自己を大日如来と同体化して、即身成仏を表現する。また自らの誓願を具象化するために、自刻像を残すのである。この自刻像を自分の肉体そのもので作ったのが、羽黒山に多い「即身仏」、すなわちミイラである。 それは自己を拝する者には諸願をかなえ、諸病を癒そう、との誓願を具象化したものである。円空はミイラを残さずに自刻像を残したのであり、「入定」によって誓願を果たそうとした。円空の自刻像は「入定」とまったくひとつづきの信仰であった。飛騨の千光寺の円空自刻像が、「おびんづるさん」として、撫でた部位の病を癒すと信じられたのも、このような信仰から理解されるのである。」と。

Posted by ブクログ