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ビジネスエリートの新論語 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/12/09 |
JAN | 9784166611102 |
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商品レビュー
3.4
39件のお客様レビュー
司馬遼太郎氏が若かりし頃の日本のビジネスマンについて描かれる本書は、戦後間もない混乱と復興の時期の話だから、流石に現代のビジネスパーソンとは違った働き方、生き方である。だが会社に属して、会社の中で一本のネジになりきり、給与を貰うというサラリーマンの胸のうちをありありと描く姿、その...
司馬遼太郎氏が若かりし頃の日本のビジネスマンについて描かれる本書は、戦後間もない混乱と復興の時期の話だから、流石に現代のビジネスパーソンとは違った働き方、生き方である。だが会社に属して、会社の中で一本のネジになりきり、給与を貰うというサラリーマンの胸のうちをありありと描く姿、その心は全く現在のサラリーマンにも当てはまるから面白い。当時、司馬遼太郎氏(本名は福田定一)は駆け出しの新聞記者として、記事を書くより人として暮らしていく「生活」が主たる日常の目標となっていた。新聞社という、会社の中で繰り広げられる様々な人間ドラマ、GHQが支配し、戦前の日本とは大きく異なり、女性の社会的立場や家庭での位置付けも変わっていく姿。女性がOLとして男性中心の職場で「一本釣り」を狙う会話など、生々しく描かれており、それらは現代にある程度通じる部分もある。結局は社会から見ればサラリーマンであるが、個々人は生きることに精一杯な人間が集まる場所、それが会社なのだ。 最近はライフプランに合わせてキャリアプランを考えなければと、必死に人生設計を考えることもあるが、答えは中々明確には描けない。寧ろ明日がどうなるかなんて明日にならないとわからないさ、程度で、現在そして未来の不安から目を逸らしながら暮らす人も多くなった。戦後の混乱期から、所得倍増に向かう昭和の時代も、激しい環境変化の中で、大半の人々は、明日、来年、10年後の姿を描くより、お金を稼いで今を差し障りなく生きることの方が余程重要だったに違いない。 そんな日々の暮らしを必死に頑張り、楽しみ、小さな幸せを積み重ねていく、極々普通の人間の心内を生き生きと描いた作品である。
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論語、ねぇ。司馬遼太郎のサラリーマン処世術を『子曰く』の論語になぞらえているんだろうが、ぜんぜん別物だよね。孔子のような哲学がないから時代の変化に耐えられない。今となっては何の役にも立たない軽いエッセー。 彼の意外な一面が見られて司馬遼太郎好きには良いのかもね。
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司馬遼太郎さんファン 2016.12.10(平成28)発行 司馬遼太郎記念館もぜひ訪れてみてくださいね
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