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ビジネスエリートの新論語 の商品レビュー

3.4

38件のお客様レビュー

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2023/10/01

論語、ねぇ。司馬遼太郎のサラリーマン処世術を『子曰く』の論語になぞらえているんだろうが、ぜんぜん別物だよね。孔子のような哲学がないから時代の変化に耐えられない。今となっては何の役にも立たない軽いエッセー。 彼の意外な一面が見られて司馬遼太郎好きには良いのかもね。

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2023/01/01

司馬遼太郎さんファン 2016.12.10(平成28)発行 司馬遼太郎記念館もぜひ訪れてみてくださいね

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2022/10/27

確かベストセラーになったと記憶しているが、自分には何がいいのか、よくわからない。やや難しい漢字がよく出てくるから、読みにくいと感じるのかな。

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2020/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初の司馬遼太郎作品。 一ビジネス書籍として手に取った。 言い回しが独特でリズムが不規則であった為、なかなか理解出来なかった。今までなら途中で読むのをやめていただろう。茂木健一郎の読書は雑食であれという言葉から何を伝えたいのか意味不明なこの書籍を読み終えた暁には何か得るものがあるのではと読了した。 本作中に出てくる偉人の遺した語録は参考になるものがいくつかあった為メモ。 部分部分ではそういった語録など面白いものもあったが全体を通して気持ちよく読み終える事が出来なかった。

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2020/08/17

司馬遼太郎こと、福田定一のサラリーマンエッセイ。 前半は箴言を交えた皮肉含みのユーモアにニヤリ。 後半の市井にそっとさく老サラリーマンの物語りにはぐっとくるはず。ナンバーワンにもオンリーワンにもならなくていい。それも生であろう。

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2020/06/07

司馬遼太郎氏の本といえば、僕の中では歴史小説 しかし、この本は、普通のビジネス書、サラリーマンたるや、何なのかを明快に書いてる本。 サラリーマンとして、戦後の感覚は今でも通じるものであった!

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2018/08/11

司馬遼太郎 作家デビュー前(昭和30年)の著作。サラリーマンのための金言集。100円ワゴンで帯買い。儒教的処世術の言葉に 歴史小説の面影は感じる 戦後日本の復興のため頑張ろうという内容でなく、サラリーマンは つまらないけど我慢しよう というアプローチ 徳川家康遺訓「人の一生は...

司馬遼太郎 作家デビュー前(昭和30年)の著作。サラリーマンのための金言集。100円ワゴンで帯買い。儒教的処世術の言葉に 歴史小説の面影は感じる 戦後日本の復興のため頑張ろうという内容でなく、サラリーマンは つまらないけど我慢しよう というアプローチ 徳川家康遺訓「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如し。急ぐべからず〜おのれを責めて人を責めるな」 「義を先にし 利を後にする者は栄える」 カント「人は義務を果たすために生きるのである」 仕事=義務→仕事の楽しみ=義務を果たすことにより楽しみを見出す ヴォルテール「思索しないで自分を働かすがよい。これこそ人生を堪えうるものにする唯一の方法だ」 20で希望に燃え→25で疑いをもち→30で迷いになり→35であきらめる→40になると保身に走り→45で慾が出る

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2018/01/15

司馬遼太郎によるビジネスマン向けの指南書。 といっても実際に書いたのが50年前なので、さすがに古臭い感じ。

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2017/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和30年に書かれたとは思えないほど、現代に通ずるものがあった。 それほどに日本社会は進化していないのか、はたまた"サラリーマン社会"の根本は変わらないのか… さすが司馬遼太郎と言わざるを得ない流れるような文脈で読みやすく、 かつ様々な先人たちの言葉もリソースとして交えられ、スッと入り込む一冊だった。 ====================== ■インドの法句経 古代インドの法救という坊さんが釈迦のコトバを編集したもの ⇒当時のインドの社会制度はそれこそ二十世紀後半の日本とは比べ物にならないほどひどい  (社会制度のカケラもない) 貴族の他は乞食同然、というような世の中だったので死の世界を欣求する仏教が生まれた ■人生観の年輪 たいていの会社の人事課長は「新入社員の情熱は永くて5年」と見ている それどころか「入社早々なんの情熱も用意していない者が多い」という人も 「戦前なら入社2年ほどは仕事を覚えるのに夢中で過ごすものだが、  近頃の若い者はただ8時間という労働時間と初任給の対価を見合わせただけの労働量しか提供しない」 ■恒産という特権 恒心つまり平常心とは、"熱くも冷たくもない水に浸かっている精神" ぬるま湯の中では体のどこからも抵抗というものが生まれてこない ノビてダラりとしたウドンのような人生を送るのみ ■崩れぬ笑い 「笑いとは、全人類の謎を解く合鍵である」 ――カーライル とある会社で中年の事務経験者を募集した。 200名の中から3名の採用をしたが、「笑顔」が採用の尺度だった 人事課長の話では、 「魅力ある笑顔というのは一朝にして仕上がるものではなく、 その人間のすべてを表現するものとして、人格内容のあらゆる集積が裏打ちされている」 「40歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任をもたねばならぬ」 ――リンカーン 「神は汝に一つの顔を与えた、ところが汝はそれを別の顔に造り直した」 ――シェークスピア "別の顔"が仕立てあがる時期をリンカーンは40歳前後と見た 青少年時代の顔は生まれ出た素材そのままの顔であり、持ち主の責任はどこにもない 老いるに従い、品性その他すべて精神内容が、その容貌にノミを振るいだす 例えば強盗はズバリ強盗の顔をしている 教養・経験・修養・性格……すべての集積が沈殿していく ■議論好きは悪徳 「人生はいつまでも学校の討論会ではない」 ――D・カーネギー 本人は知的体操でもやっているつもりかもしれないが、 勝ったところで相手に劣敗感を与え、好意を失うのがせいぜいの収穫 カーネギーいわく営業部員の論客ほどヤクザなものはいない "B社の製品とは素材からして違いますよ。便利さも格上。しかも安い。買わないなんてオカシイじゃないですか" 議論のつもりだから傘に掛かって論破していくが、その時の相手の心理からすると 何らかの理由があってその商品を使っていたわけだし、「そんな事言ったってB社は~~」と弁護をしたくなる気分になる。 老練な営業部員は決して競争品をけなさない。 "あれは立派な商品で、お使いになって大抵間違いはありません" こうくると客は急に無言になる。一瞬にして議論の相手が居なくなったからである 相手の抵抗意識がおさまったところを見澄まして、静かに自社の商品の特徴・評判を議論でなく事実として述べる 議論よりも心理に通ずる者が勝つとカーネギーは語っている ■階級制早老 「先輩からは知恵を、後輩からは感覚を汲むが良い」 ――西 諺 老けるのも時には便利な事があるかもしれないが、営業や企画関係の職種では 感覚まで老けてしまってはハシにも棒にもかからない。 ポスター1つ注文するのにも感覚が古ぼけていてはどうにもならないし、 購買心理の隠微な動きを知るにも老化は営業課員の的に違いない "キミ、そんなことじゃダメだよ。私の若いころは~~"なんて説教癖を持ち始めたら救いようがない 知恵を振り回すようになれば人間の成長はそこでお仕舞い。 「人生の真の喜びは、目下の者と共に住むことである」 ――サッカレー ■大成する、とは 大成とは、この世界の中で大成する事であって、 この世界から抜け出て重役になったところでそれはサラリーマンとしての栄達だが… 昔の剣術使いが技術を磨くことだけに専念して、大名になろうとかを考えなかったのと同じこと 新聞記者で言えば、部長や局長になろうという気持ちが兆した瞬間から、 その人物は新聞記者を廃業していると見て良い 純粋に言えば、鉛筆と現場と離れた形では新聞記者という職業は考えられないものだ

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2017/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「仲間に対しては仲間たることを拒絶する自由は誰ももたない」(読売新聞朝刊2017.11.14編集手帳)

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