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完全記憶探偵(上) 竹書房文庫
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完全記憶探偵(上) 竹書房文庫

デイヴィッド・バルダッチ(著者), 関麻衣子(訳者)

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完全記憶探偵(上) 竹書房文庫

定価 ¥825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2016/12/15
JAN 9784801909298

完全記憶探偵(上)

¥110

商品レビュー

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2020/04/08

原題は"Memory Man"、脳の話にすごく興味があるのと帯の惹句につられて借りてきました。プロフットボールのデビュー戦で猛烈なタックルを受けて心肺停止の重体となって蘇生されたことを機に、後天的にサヴァンのような特殊能力を持つに至り、回復した後は引退して警察...

原題は"Memory Man"、脳の話にすごく興味があるのと帯の惹句につられて借りてきました。プロフットボールのデビュー戦で猛烈なタックルを受けて心肺停止の重体となって蘇生されたことを機に、後天的にサヴァンのような特殊能力を持つに至り、回復した後は引退して警察官になった男性デッカーが主人公。読み始めるまでわからなかったけれど、記憶に関することだけでなく共感覚も持つようになったという設定で、これは記憶とは違って捜査に抜群の効率をもたらすとかいうことはなく、デッカーの人生や日常や感覚がどのように根本から変わったかというのを想像するよすがになる感じでした。共感覚にも興味があったので嬉しい驚きでした。デッカーは何者かに妻子と妻の兄を惨殺されしかも自らが第一発見者になりその体験を乗り越えられず退職し生活は荒み探偵仕事を細々とやりつつ底辺の暮らしをしているところに、犯行を自白する男が自首してきて、というものすごいところから話は始まります。脳の働きが常人とは違うので、デッカーの行動や感情の処理の仕方も違い、概要だけだとかなり突飛な感じがするものの、読んでいるときには何の違和感も感じず夢中になってどんどん読めました。『羊たちの沈黙』のような、犯人があえて警察とデッカーに挑んでくるという緊張感たっぷりのサスペンスでもありました。事件も動機も、終結のしかたもやりきれないものでしたが、デッカーはもちろん、元相棒の刑事、元上司、関わりをもつことになった若い新聞記者、FBIの特別捜査官、犯人とそれぞれの人物描写にも筆が割かれており、読み応えたっぷりでした。シリーズになりそうな終わり方だったので、もしシリーズになって訳出されたら、是非読みたいと思います。

Posted by ブクログ

2019/02/11

フットボールの試合中に負った大怪我のせいで,見たもの聞いたものすべてを記録・再生可能できるような記憶能力を持ってしまったエイモス・デッカーは,刑事としての華々しいキャリアを歩み始めたが,妻と子を殺される不運に見舞われ,今は私立探偵として悶々とした日々を送っている。ある男が殺害の犯...

フットボールの試合中に負った大怪我のせいで,見たもの聞いたものすべてを記録・再生可能できるような記憶能力を持ってしまったエイモス・デッカーは,刑事としての華々しいキャリアを歩み始めたが,妻と子を殺される不運に見舞われ,今は私立探偵として悶々とした日々を送っている。ある男が殺害の犯人だと自首してきたと同時に,地元高校で起きた銃乱射事件,そこで使われた銃は妻子の命を奪ったものと同じ銃だという。下巻に続く。

Posted by ブクログ

2018/11/23

なかなか面白かった。主人公がちょっと特殊で事故をきっかけにすべてを忘れることができなくなった元警官。 冒頭で妻と子供が殺されてしまう。 どん底に落ちてそれでも探偵として再出発したとき高校で銃の乱射事件が起きてその捜査に乗り出す。 よく出来ている。

Posted by ブクログ

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