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ゴジラ365日 映画秘宝COLLECTION
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ゴジラ365日 映画秘宝COLLECTION

野村宏平(著者), 冬門稔弐(著者)

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ゴジラ365日 映画秘宝COLLECTION

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社
発売年月日 2016/11/01
JAN 9784800310743

ゴジラ365日

¥825

商品レビュー

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2023/10/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

ゴジラ・マニア向けの究極の1冊! 特撮関係の本はいっぱい出ています。僕もずいぶん買っていますが、とてもじゃないですが多すぎてフォローしきれません。特に新作映画が公開されると、それに便乗した本が出るのが定番です。  今年は『シン・ゴジラ』が公開され、大ヒットしました。当然、その公開に合わせた本も出ています。  でも、この『ゴジラ365日』は、単なる便乗本じゃありません。『シン・ゴジラ』のヒットに便乗して急ごしらえで作った本じゃないのは歴然としています。たぶん著者たちは何年も前から企画を温め、この一冊の本のために膨大な資料を集め続けたはず。  というのも、内容がものすごく濃い!  題名通り、1年365日(正確にはうるう年も入るので366日なんですが)、ゴジラに関連してどんな事件があったかを集めまくった本なんです。 『ゴジラ』シリーズをはじめとする東宝特撮映画の公開日はもちろん、作中の日付も紹介されています。『モスラ』でモスラが東京タワーに繭を作ったのは2月26日だとか、『キングコング対ゴジラ』でファロ島のキングコングが生け捕りにされたのが7月22日だとか、『ゴジラVSビオランテ』の権藤一佐の命日が8月11日だとか、『モスラ対ゴジラ』でモスラの卵が打ち上げられたのは9月4日だとか、『ゴジラ』で芹沢博士がオキシジェン・デストロイヤーの使用を決意するが9月21日だとか、『妖星ゴラス』で隼号がゴラスに衝突したのが12月24日だと、そういうことが全部分かっちゃうんです!  関係者の誕生日も載っています。たとえば『ゴジラ』の有名なテレビ塔のアナウンサー(「みなさん、さようならー」の人)橘正晃の誕生日が192年3月18日だとか、『キングコング対ゴジラ』で子供を連れて疎開する団地の母親役(「バカね、動物園に行くんじゃありません」)の東郷春子の誕生日が1920年3月15日だとか……。  ここまで詳しく調べるのは大変だっただろうなと感心する反面、はたしてこんな情報を必要としている人がいるのかなと、疑問に思ったりもするんですが(笑)。  マンガや小説もたくさんリストアップされています。『名探偵コナン』のゴメラは有名ですが、『特撮ガガガ』『究極超人あ~る』『やけくそ天使』『すすめ!!パイレーツ』などなど、ゴジラやゴジラに似た怪獣の出てくるマンガは片っ端からリストアップ! アニメではもちろん『ケロロ軍曹』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』などに言及されています。小説は文中にちらっと「ゴジラ」という単語が出てくる作品をいっぱい掘り起こしています。僕も聞いたこともない作品も多数。  ちなみに5月29日のページには、僕の小説『MM9─destruction─』(東京創元社)もちゃんと紹介されてました。ゴジラみたいな怪獣「ゴズ」が出てくるんで。ありがたいことです。  でもね、何がすごいって、『ゴジラアイランド』のストーリーが全話紹介されてるってことなんですよ!  ええっと、みなさんご存知ですか、『ゴジラアイランド』? 1997年から98年にかけて、テレビ東京系で、月~金の朝7時25分から放映されていた5分間(正味2分間)の番組。さすがに僕も数回しか見たことないんですが。  そのストーリーが1年分、全256話!  どんだけマニアなんですか、この著者の方々。さすがに『ゴジラアイランド』のストーリーがすべて載ってる本なんて、世界でこの本だけなのでは?  労作です。ゴジラ・マニアなら必携の一冊と言えましょう。

Posted by ブクログ