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日本人が本当は知らないお金の話 Knock-the-knowing020
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ヒカルランド |
発売年月日 | 2016/12/12 |
JAN | 9784864714495 |
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日本人が本当は知らないお金の話
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
すばらしい本だった
今まで読んだ本の中で一番おもしろかった。 有権者全員に是非おすすめする。 世界観が変わった。 一番変わったのは生産(日々の仕事)について、 これまでと違う気分で見えるようになった。 人々がお金を保有したがっているか お金ではないものを保有したり教育や医療などの...
今まで読んだ本の中で一番おもしろかった。 有権者全員に是非おすすめする。 世界観が変わった。 一番変わったのは生産(日々の仕事)について、 これまでと違う気分で見えるようになった。 人々がお金を保有したがっているか お金ではないものを保有したり教育や医療などのサービスを受けようとするか が重要で、 お金を保有していたがるのは先行き不安があるためで、 お金を保有していたがるとお金を使用しない。 (みんなが)お金を使用しないとお金が手に入らない。 お金が手に入らないと先行きが不安になる。 こういう負の連鎖が起こって国民の生産能力(本当の経済)がぼろぼろになっていくのがデフレーションで、 負の連鎖を断ち切るためには財政出動が必要である。 (デフレが治って低インフレになるまでの)財政出動がどうして最良なのか。 政府や地方自治体や行政がちゃんと無駄を削れば経済が健康になっていくはずではないのか、と思うかたは是非読んでほしい。
Takashi
日本のみならず世界の人々が読むべき黄金の書
もしこの本に書いてあることが日本人の常識になれば、日本の景気は回復し、日本の国家財政も 劇的に改善するでしょう。 まず、本書39ページに書いてあるとおり、アメリカ大統領ベンジャミン・フランクリンが「1ペニーの節約は1ペニーの所得である」という概念のごとく 我々はお金を貯める...
もしこの本に書いてあることが日本人の常識になれば、日本の景気は回復し、日本の国家財政も 劇的に改善するでしょう。 まず、本書39ページに書いてあるとおり、アメリカ大統領ベンジャミン・フランクリンが「1ペニーの節約は1ペニーの所得である」という概念のごとく 我々はお金を貯めることによって豊かになると思っています。将来のリスクに備え、貯金することが将来の安心を買うことになると思っています。 それはアリストテレスの時代から人類はそのような概念にとらわれていたようです。しかし、個としての貯蓄が国家全体に蔓延したとき、 国家は不景気に陥ります。人々が金を溜め込むのには、その金銭自体に価値があると思い込んでいるからです。 しかし、三橋氏は言います。 本来通貨という概念は「債務と債権の記録である」ということ。これはメソポタミア時代に始まった概念であり、その時代は通貨はなく、 債務と債権の記録を粘土板に記録していただけであったそうです。 そして160頁にも書いてあるとおり、経済が成長すれば負債が増えるのです。 つまり国家財政を緊縮すれば不景気になる。財政健全化すれば景気がよくなるという財務省のアナウンスは大嘘なのです。 これに対して、この債務と債権の記録を通貨によって管理し、その貨幣を金という財物と等価交換するというシステムの始まりにより、 人類は大いなる誤解をはじめます。 すなあち、アリストテレス、アダム・スミス、ジョン・ロックらがとらわれた「貨幣自体に価値がある」という誤解です。 そして、人類だれもが貯蓄を善とし、国家までもが財政を緊縮することによって161ページに書いてあるように 貯蓄=支出(消費+投資)に回らなかったお金であり、GDPは消費と投資の合計になるわけですから、GDPが縮小し、 経済が停滞するわけです。 しかし、やっかいなことに、経済が縮小し、デフレが促進すればするほど、貯蓄しているお金の価値が上昇するので、 金持ちであり、金自体に価値があると誤解している大富豪ほど、自らがもっている資産価値を増やすために政治家に働きかけて デフレを促進させようとしますします。しかし、消費経済が停滞すればそれら大富豪が所有している企業の売り上げも低下するわけですから、 実質的には誰もが損失を蒙るのです。 この「お金自体に価値がある」という概念に人類がとらわれつづけ、貯蓄は善である、緊縮財政は善であるという考えが蔓延するほと 人々は不幸になるのです。 その事実をこの書は極めて平易に分かりやすく解説しています。 この本を読んで、本来あるべき金の価値、通貨の用途とは何かを私たちを再認識しなければなりません。 経済復活の基本的原理がここに書いています。 非常によい発想転換の本ですのでぜひとも読みたいものです。
Takashi
貨幣経済が始まる前は、物々交換の社会だったのか。金銀の重さ、含有量で貨幣の価値が決まっていたのか。そんな誤解を紐解く1冊でした。 そして、正体はわかったようなわからないような。結局それとの付き合い方は、人それぞれなんだよな、と…。
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