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21世紀の「中華」 習近平中国と東アジア
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2016/11/01 |
JAN | 9784120049064 |
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21世紀の「中華」
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
中国が軍備をどうするかということは、最終的には中国の主権の範囲に属している。したがって、中国による軍備拡張を単純に問題とするよりも、日本の安全保障にとって何が問題となるのかということを吟味しなければならない。
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近代中国を研究し尽くした川島真先生の著。とにかく冷静に、実際の史料と自らの渡航経験、そしてデータから中国を「見る」。
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【毛沢東の建国,鄧小平の発展,そして習近平はこれまでの指導者がなしえなかった失地回復を実行できる新たな大国としての中国を築こうとしている,というのが習近平政権のイメージであろうし,その新たな中国像を国内に提供することが正当性の基礎になると考えているものと思われる】(文中より引用)...
【毛沢東の建国,鄧小平の発展,そして習近平はこれまでの指導者がなしえなかった失地回復を実行できる新たな大国としての中国を築こうとしている,というのが習近平政権のイメージであろうし,その新たな中国像を国内に提供することが正当性の基礎になると考えているものと思われる】(文中より引用) 2000年代〜2010年代前半までの中国をめぐる,著者の小論考をまとめた作品。大国化を続ける中で,中国が持つ自己認識がどのように変貌していったかなどを知ることができます。著者は,東京大学大学院の総合文化研究科で国際関係史の教授を務める川島真。 ほぼ時系列的に複数の論考が掲載されているため,ここ数年の中国をめぐる国際関係の動きを把握する上で大変有益。また,物事の変化に応じて,中国研究者の目線がどのように変化したか/しなかったかを考えることができる点も興味深かったです。 文体はちょっと固めですが☆5つ
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