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ラストレター 朝日文庫
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ラストレター 朝日文庫

さだまさし(著者)

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ラストレター 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2016/12/07
JAN 9784022648303

ラストレター

¥220

商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2023/04/21

 『 勝手に「ラジオ」特集 #8(最終)』  ーさだまさし さん『ラストレター』ー  言わずと知れたシンガーソングライターのさださんですが、多くの著作、TV、伝説の深夜ラジオ「セイヤング」のパーソナリティ、コンサート等で軽妙なトークをされている印象です。  本書も、まるで噺家が...

 『 勝手に「ラジオ」特集 #8(最終)』  ーさだまさし さん『ラストレター』ー  言わずと知れたシンガーソングライターのさださんですが、多くの著作、TV、伝説の深夜ラジオ「セイヤング」のパーソナリティ、コンサート等で軽妙なトークをされている印象です。  本書も、まるで噺家がラジオ局を舞台にした、長い落語を聴いているかのような印象をもちました。飽きさせない会話の愉しさ、展開の面白さ、登場人物の血の通った人間ぽさや人情‥、後味すっきりでカラリとした〝粋〟を感じるのです。その辺が大きな魅力だと思えます。  単なる昭和懐古主義のラジオ番組作りでなく、娯楽の趣向の幅が広がった反面、笑いや楽しさの質も軽薄になった現代に、人の心の温もりを感じさせる番組を届けようと、仲間が一致団結して奮闘する姿に、心躍らせました。  さて、勝手に始めて勝手に終わる(ちょっと短かったかな?)本特集ですが、ラジオのよさは決して廃れず、その役割があるのだと感じさせられました。  また、少し調べただけでも、ラジオを題材にした映画も多いことに気付かされます。まあ、沼にハマらない程度に鑑賞できたら、と思います。本も映画も奥が深いですね。

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2021/10/08

中学時代からラジオが大好き。 そういえば、さだまさしさんのラジオ番組に投稿して、ハンドタオルをもらったのも中学時代。 ラジオはその人柄が良くも悪くも出てしまう。 それがいい。 ハマってしまう。 この小説はラジオの深夜放送を舞台にした、さださんらしい物語。 作品に出てくる人たち...

中学時代からラジオが大好き。 そういえば、さだまさしさんのラジオ番組に投稿して、ハンドタオルをもらったのも中学時代。 ラジオはその人柄が良くも悪くも出てしまう。 それがいい。 ハマってしまう。 この小説はラジオの深夜放送を舞台にした、さださんらしい物語。 作品に出てくる人たちが、とても素敵。 ラジオって、生活の一部になってしまう。 今も好きな番組があって、ありがたいことにパーソナリティやDJさんと親しくさせてもらって、そこからいろいろな人のつながりができて、本当に世界が広がった。 そんな私なので、この作品はとても面白く読みました。。

Posted by ブクログ

2021/03/29

土曜日の深夜枠に新番組を作ることに。そのパーソナリティーを流されるまま、引き受けることになったアナウンサーの寺島。メールやファックスではなく、リスナーから葉書のみで構成されていく。また、同時間帯では似たような新番組が登場し、競走することに。ラジオの大手4社の中では、いつも3位な会...

土曜日の深夜枠に新番組を作ることに。そのパーソナリティーを流されるまま、引き受けることになったアナウンサーの寺島。メールやファックスではなく、リスナーから葉書のみで構成されていく。また、同時間帯では似たような新番組が登場し、競走することに。ラジオの大手4社の中では、いつも3位な会社が果たして追い上げることができるのか? ラストレターと聞くと、何かの最終回を想像したのですが、この作品では、番組の最後に読む感動の投稿「ラストレター」として表現されています。 ラジオということで、リスナーからの内容が読み上げられるのですが、投稿された内容はもしかして実際の投稿?と思うくらい面白いものばかりで、さださんのアイデアが豊富に散りばめられていました。 なかなか文章だけだと面白みが半減な感じもあり、パーソナリティーが読みあげる技術力も改めて凄さを感じました。 また、登場する名前が、実際に存在する名前をもじっていて、ラジオ好きな私にとっては、クスッとするところが多くありました。 個性あふれる登場人物や生放送ならではのアクシデントなど笑いあり、感動ありとさせてくれるので、色々楽しめました。 今では、少なくなった葉書での投稿。昔は「ハガキ職人」という言葉を聞きましたが、今は聞かなくなったことにちょっと寂しさを感じてしまいました。メールとは違い、葉書ならではの温かみや構成、工夫があり、懐かしさを感じました。 たまにNHKの深夜に放送される、さださんのラジオ風の番組。リスナーとさださん、スタッフの「愛」を感じることができ、テレビとは一味違った「ラジオ」でいつも拝見しています。 夜中に読んでみたくなる作品で、はちゃめちゃでしたが、ジーンとあったかくもなりました。

Posted by ブクログ

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