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「戦後」はいかに語られるか 河出ブックス
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「戦後」はいかに語られるか 河出ブックス

成田龍一(著者)

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「戦後」はいかに語られるか 河出ブックス

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/10/01
JAN 9784309624983

「戦後」はいかに語られるか

¥935

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2022/10/10

 いかにも著者らしい手際よい整理。盛り込まれた情報の多さには感服せざるを得ないし、著者の問題意識には共有できるところも多くある。しかし、まるで「チャート式」の整理のようで、アタマの配置はクリアーにしてくれるが、記述に思考の展開が欠けている。  著者の問題意識には、2015年の街頭...

 いかにも著者らしい手際よい整理。盛り込まれた情報の多さには感服せざるを得ないし、著者の問題意識には共有できるところも多くある。しかし、まるで「チャート式」の整理のようで、アタマの配置はクリアーにしてくれるが、記述に思考の展開が欠けている。  著者の問題意識には、2015年の街頭の経験が強く漂っている。ゆえにだろうか、できるだけ包摂的なスタイルで2011年~2015年の知的実践を共有する新たな知の共同体を模索しているようにも見える。だが、この議論はあくまで安倍政権の存在が前提となっている。あまりにも包摂的な枠組みなので、問題の焦点がぼやけてしまっている。ポスト安倍政権の対抗運動を考えるには不十分と言わざるを得ない。

Posted by ブクログ

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