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魚と日本人 食と職の経済学 岩波新書1623
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784004316237 |
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魚と日本人
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
筆者は、「市場経済」が深まっていけばいくほど、「職能」の扱われ方が「人として」ではなく、「物のように」なり、経済の活力を落としてしまうのではないかという問題意識を持ち続けてきた。
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消費者から戻って魚ととる人たちに至る流れがビビッドな点が参考になる本。市場流通と市場外流通の差をかなり詳しく記載している。意外と魚を食べる人のセクションが面白かった。
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魚にかかわる人々について、食べる消費者、魚屋、消費地卸、産地市場、漁師とさかのぼって漁業を考える。幼い頃、比較的海の近くに住んでいて、はじめてパックの魚を見たとき、「骨のない魚があるんだ」と思ったことを思い出したが、今の人は、パックの魚しかスーパーで接する機会がないのかも。今も、...
魚にかかわる人々について、食べる消費者、魚屋、消費地卸、産地市場、漁師とさかのぼって漁業を考える。幼い頃、比較的海の近くに住んでいて、はじめてパックの魚を見たとき、「骨のない魚があるんだ」と思ったことを思い出したが、今の人は、パックの魚しかスーパーで接する機会がないのかも。今も、海の近くに住んでいるためか、比較的鮮魚が売られていることが多いと思うが、近所でも捌ける人は少なく、釣った魚をあげられる人も少なくなっている。そんな、鮮魚市場、漁業を考えさせられる一冊。できれば『魚が食べられなくなる日』と併せて読みたい。
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