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現代日本外交史 冷戦後の模索、首相たちの決断 中公新書2402
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784121024022 |
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現代日本外交史
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商品レビュー
4.4
11件のお客様レビュー
これまでの与党連立の組み替えがPKO法案や沖縄基地問題といった安全保障問題をめぐって行われてきたことを改めて学び興味深かった。また1992年のG7ミュンヘンサミット政治宣言に以下の記述があることは隔世の感がある。そのほかの興味深い記述は以下のとおり。 「我々は、法と正義の原則に基...
これまでの与党連立の組み替えがPKO法案や沖縄基地問題といった安全保障問題をめぐって行われてきたことを改めて学び興味深かった。また1992年のG7ミュンヘンサミット政治宣言に以下の記述があることは隔世の感がある。そのほかの興味深い記述は以下のとおり。 「我々は、法と正義の原則に基づき外交政策を遂行するとのロシアの公約を歓迎する。我々は、このロシアの公約が領土問題の解決を通じた日ロ関係の完全な正常化の基礎となるものと信じる。」 ・1996年の返還合意時には橋本は代替施設の規模や場所について考えはなく、官邸から意図的にリークした可能性 ・冷戦後には日中関係から、対ソ連携や田中派・竹下派の支配という安定化の重しが取れた
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冷戦が終わり世界平和が訪れると楽観的に考えていたが、そんなことは全くなかった。むしろさらに悪化している感もあり。 本書にて冷戦後の日本の外交史を俯瞰しても中心は安全保障がずっとあり、その重要性が益々高まっていることがよく分かる。それが寂しい。
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【日本にとって、「冷戦の終わり」は二度訪れたと言えよう】(文中より引用) 冷戦後の日本の外交を「首相たちの決断」という軸に依って研究した作品。主体的な外交が求められるようになる中、時の権力者たちはどのように意思決定をしていったのか.......。著者は、『戦後アジア秩序の模索と...
【日本にとって、「冷戦の終わり」は二度訪れたと言えよう】(文中より引用) 冷戦後の日本の外交を「首相たちの決断」という軸に依って研究した作品。主体的な外交が求められるようになる中、時の権力者たちはどのように意思決定をしていったのか.......。著者は、『戦後アジア秩序の模索と日本』等で知られる宮城大蔵。 外交と内政に強い連関関係が存在しているということを鮮やかに描き出した力作。55年体制が崩壊する中、90年代の外交(とその不在)は今日的にも極めて大きい影響を残しているんだなと再確認させられました。 冷戦後の現代史についての作品としても☆5つ
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