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夜の庭師 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2016/11/11 |
JAN | 9784488539023 |
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夜の庭師
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夜の庭師
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
ディズニー映画化が決まっているそうですが、いつでしょうね(2016年の初版の帯に記載)。 カナダ図書館協会児童図書賞・TDカナダ児童書賞受賞作。416頁なので、児童書としては長め。 ゴーストストーリーですが、ゴーストは子供たちの成長を描く道具立てとしては恐ろしすぎて、ハラハラド...
ディズニー映画化が決まっているそうですが、いつでしょうね(2016年の初版の帯に記載)。 カナダ図書館協会児童図書賞・TDカナダ児童書賞受賞作。416頁なので、児童書としては長め。 ゴーストストーリーですが、ゴーストは子供たちの成長を描く道具立てとしては恐ろしすぎて、ハラハラドキドキしましたが、ラストはいい終わり方でした。登場人物が少なく、キャラの個性がわかりやすくて読みやすいです。大人が読んでも楽しめる名作だと思います。 巻末の「著者ノート」に、最大のインスピレーションを与えてくれたのは、レイ・ブラッドベリ『何かが道をやってくる』を父が声を出して読んでくれて、心底震えあがって悪夢を見たと書いてありました(未読なので、この後に読んでみます)。この『夜の庭師』も、親に読んでもらったら同じような感想を持つ子供がいるかも知れないですね。 あとは、これ以上書くとネタバレになるので、ざっくりとしたあらすじだけ以下に。 海を越え、イングランドにやってきたアイルランドの姉弟。嵐で親と離ればなれになり、生きるために都会で仕事を探すも見つからず、ようやく見つけた仕事は田舎の屋敷での使用人。14歳の姉は、物語を語る才能があり、11歳の弟は生まれつき左足が不自由でしたが、庭仕事が得意でした。 その二人が手に入れた馬車で屋敷に向かう途中、道を訪ねた人々は口々に不吉なことを言ったあとに口をつぐみ、何も教えてくれません。そんな中、道中で出会った語り部の老婆が、噂話とともに道を教えてくれます。しかし、たどり着いたのは、不気味な巨木がめりこんだ古ぼけた屋敷。 そこに住んでいたのは、青白い顔をした夫婦と子供ふたりのウィンザー一家。この屋敷には恐ろしい秘密が隠されており、次第にふたりは翻弄されていきます… ※読むに当たって、アイルランドの「ジャガイモ飢饉」について調べておくと物語に入りやすいかもしれません。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『人の心の弱さと共に成長する大木を愛でる夜の庭師』 森の奥の大木に取り込まれた屋敷。 夜中に徘徊する男の影。 そんなお化け屋敷のような家に奉公することになった姉弟。 どことなくジメジメと暗い雰囲気の中… ファンタジーというよりはホラー寄りのファンタジー…かな?
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親を失った姉弟、巨木に抱かれた館、青白い顔の家族、語り部、夜に響く怪しい足音、緑の扉の部屋、願いを叶えてくれる木、勇気という名の松葉杖、打ち明けられない秘密、そして訪れる夜の庭師。 様々な要素に心捕まれ引きずり込まれる。
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