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時計坂の家
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時計坂の家
¥1,265
在庫なし
商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
昨年夏に読んで以来の再読。 昭和の夏の濃い空気感の挿絵、不思議な祖父の時計坂の家、憧れのいとこ、祖母の過去、ロシア人の時計師の謎に迫っていく緊迫感、蠱惑的な園…。 あぁ、なんと惹きつけられることか。 どっぷりと物語の世界に浸る感覚がたまらなくいい。
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面白かった。ファンタジー風味かつミステリー風味で、見方によってはちょっとホラーかも。特に中盤、祖母の謎にせまるあたりからは引き込まれた。単純に12歳のフー子ちゃんのひと夏の冒険としても楽しめるけど、不思議な園が何を象徴しているのか、終盤の祖父の台詞の意味などを考えると奥深い作品だ...
面白かった。ファンタジー風味かつミステリー風味で、見方によってはちょっとホラーかも。特に中盤、祖母の謎にせまるあたりからは引き込まれた。単純に12歳のフー子ちゃんのひと夏の冒険としても楽しめるけど、不思議な園が何を象徴しているのか、終盤の祖父の台詞の意味などを考えると奥深い作品だと思う。 高楼方子さんの作品は「十一月の扉」に続いて2作目。どちらも「小学校高学年から」と書いてある児童書だけど、大人にもおすすめできる。すっかりファンになった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
異世界への入口を発見し、あちらの世界に行く話。 なーんだ、ナルニアみたいな話か、あっちを見つけたから出掛けて探検するんでしょ、と思っていたものの、まったく違った。 何かを素敵だと思う心、強い憧れが扉を開けるのに、その強い憧れ、突き詰めたいという思いが身を滅ぼすことになる。 思っていた話ではなかったけど、心に刺さる一冊でした。
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