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我ら荒野の七重奏
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/11/04 |
JAN | 9784087710144 |
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我ら荒野の七重奏
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商品レビュー
3.9
38件のお客様レビュー
普通に楽しく読めた。 いつもは通勤電車の中以外では小説は読まないのだが、この本は休日一日で読み終えた事からも、読みやすい話だったんだなぁと。 この話の前の本も出てるんですね。しかも、ドラマにもなっていたなんて。 ホント自分の知らないところで世界は動いているんだなぁと感心です。
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シンプルに笑って泣ける小説だった。部活青春物かと思い一重奏から七重奏まで仲間が増えて…なんて想像してたら……そっちか!!とツッコミたくなる展開。面白いけど。ブルドーザーやらグリズリーやらに例えられる山田さんのキャラが痛快すぎる。彼女の活躍が読める作品が過去に2作もあったなんて嬉し...
シンプルに笑って泣ける小説だった。部活青春物かと思い一重奏から七重奏まで仲間が増えて…なんて想像してたら……そっちか!!とツッコミたくなる展開。面白いけど。ブルドーザーやらグリズリーやらに例えられる山田さんのキャラが痛快すぎる。彼女の活躍が読める作品が過去に2作もあったなんて嬉しい事。こちらも読まねば!!
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主人公は出版社の名物編集長にして一児の母でもある陽子。多忙なこともあり回りくどいことを嫌う。そしてパワフルでこうと決めたら猪突猛進。だからついた渾名が「ミセス・ブルドーザー」。 今回、陽子がぶっ壊す旧弊とは ⁉ * * * * * 陽子が今回...
主人公は出版社の名物編集長にして一児の母でもある陽子。多忙なこともあり回りくどいことを嫌う。そしてパワフルでこうと決めたら猪突猛進。だからついた渾名が「ミセス・ブルドーザー」。 今回、陽子がぶっ壊す旧弊とは ⁉ * * * * * 陽子が今回その辣腕を振るうのが、息子の陽介が中学校で所属する吹奏楽部の親の会。いかにも非効率で前例やしがらみに振り回されてそうな組織です。 陽子はいかにして悪弊をぶち壊し、風通しのよい組織へと作り変えるのか。期待しながら読んでいけました。 それに所々で、親の会で唯一と言っていい公平で気遣いの人・京子の視点での描写が挿入されています。他者(第2の主役?)の目から見た陽子を挟むことによって物語に客観性を持たせたのも良かったと思いました。 脇役もいい。 仇役であるエガテリーナのウザさも絶妙だし、何よりゴルビー老人の隠し玉設定が見事でした。 このゴルビー。目立たないながら、ここというときに際立つその存在感。そして最後に明かされる老人の真価。参りました。 全体的にはコミカルでエンタメ風の作りなのですが、第6章「六重奏」で描かれる陽子のプロファイリングスキル。 きちんと作者のミステリー分野の才も垣間見せてくれていて嬉しくなります。 また、7章(とエピローグ )で構成されていますが、各章題が「独奏」~「七重奏」とつけられているのも洒落ていて好もしいと思いました。 実は続編であることを知らずに借りたのだけれど、十分楽しめました。早速、明日にも前作を借りて来ようと思う次第です。
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