愛と信念の言葉 PHP文庫

ダライ・ラマ法王14世(著者), 野町和嘉

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2016/10/01
• JAN: 9784569766232

商品レビュー

2020/09/23

色々と示唆に富んだ内容が簡単な言葉で書かれているからすーーっと心に届きます。

心の平安をもたらす自信と内面の強さは、温かい心を持つところから生まれます。

人生の目的は幸せになることです。

誠実であること、正直であること、思いやりを持つことを日々、心がけてください。

自分の欠点に一つでも気付くことは、他の人の千個の欠点に気付くことより、はるかに有益なことです。自分の欠点は自分で直せます。

人類、さらには全ての生きとし生けるものー人間も動物もーには、幸福を求め、平和に暮らす権利があります。これと反対に、他人に痛みや苦しみを与える権利を持つものなど一人もいません。

宗教の目的は、美しい教会や寺院を建てることではなく、寛容、高潔、愛といった肯定的な人間の資質を培うことにあります。

自分のことしか考えない人は、苦しみのうちに人生を終えます。他人のことしか面倒を見ない人は、考えなくても自分の面倒も見ています。

必要な時に行動しないのも、一つの悪い行動だと言うことです。

私は人の笑顔が好きです。そのために、どうやって沢山の友人をつくり、どうやってもっと多くの笑顔、特に本当の笑顔を見つければ良いのかと頭を悩ませています。

思いやりの心は人生で成功する究極の源です。利己的な考え方は他者を害するだけでなく、まさに自分が望んでいる幸福を阻害します。

私たちの苦しみの多くは、私たちが考え過ぎることに由来します。

怒りと憎しみこそが、私たちの本当の敵なのです。これこそ私たちが全面的に立ち向かい、克服すべき相手なのであり、人生に時として現れる一時的な敵は真の敵とは言えないのです。

ゆるしの気持ちを身につければ、その記憶にまつわる負の感情だけを心から手放すことができるのです。ゆるしとは、相手を無罪放免する手段、ではなく、自分を自由にする手段です。

2019/01/14

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ブラピ主演の「Seven Years in Tibet」がいちばん好きな映画です。
どストライクなブラピのタレ目とだらしない口元を差し引きしても、なぜか惹きつけられました。チベットに。
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軽々と書いていいことだとは思ってないけれど、信仰できるって、ちょっとうらやましいなとも思います。
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まさしく、愛と信念とのひと。
佐治先生がご対談されていらっしゃったので、深く知りたくなり、手にとりました。
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「わたしは、16歳で自由を失いました。
24歳で、国を失いました。
この40年、わたしは亡命者の身です。
そして重い責任を担っています。
振り返ると、わたしの人生は楽ではありませんでした。
しかし、私はその年月のあいだに、
あわれみや他人への思いやりを学びました。」
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