私はいったい、何と闘っているのか

つぶやきシロー(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2016/10/31
• JAN: 9784093864510

商品レビュー

2025/06/07

つぶやきシローさんが作家だったと初めて知った。そして面白い。主人公、伊澤春男の脳内妄想が目まぐるしく良かれと思ってやったことが裏目に出る辛さ。社会では理不尽なことが多いけど家族の中では認められる存在。安心できる居場所があることに大きな意味がある。

2025/04/09

いつ、何故買ったのか、今となっては全く分からない、つぶやきシローの小説。

何となく、読んでみる。
うん、面白いよ。

主人公がすげー面倒臭い奴で、絶対友達にはなれそうにないが、遠くから見てる分には面白いタイプの奴。でも、根底には優しさがある。

中盤の結婚の話は、良かった。
そうきましたか！ってなった。

主人公は、面倒臭い奴だし、友達にはなりたくない奴だが、幸せにはなって欲しいなぁと思う。結局、なんだか楽しい小説だった。

星は３つ。３.５とか。

つぶやきシロー、もう小説書かないのかな。

2024/12/26

七篇の連作短編というか一つの長篇。
3. 二刀流 と　5. 二人との出会い　がよかった。
気の弱い考えすぎの人間がいろいろと妄想過多な中どうにかこうにか日々を奮闘しながら生きる様には多くのひとが共感するのではないだろうか。

芸人のつぶやきシローにこういう才能があるなんて、劇団ひとりの「陰日向に咲く」以来の衝撃だった。