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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ベストセラーズ |
発売年月日 | 2016/10/01 |
JAN | 9784584137420 |
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「世界ふしぎ発見!」は幼少期から好きな番組の一つ。 勿論本書の著者 竹内さんのこともよく知っている。ミステリーハンターとして番組のために行動されながらも、彼女の周りにはいつも「ゴーイングマイウェイ」風(かぜ)が吹いているように映っていた。 旅することが一番よく似合うひと。あんな風...
「世界ふしぎ発見!」は幼少期から好きな番組の一つ。 勿論本書の著者 竹内さんのこともよく知っている。ミステリーハンターとして番組のために行動されながらも、彼女の周りにはいつも「ゴーイングマイウェイ」風(かぜ)が吹いているように映っていた。 旅することが一番よく似合うひと。あんな風にどこへ行っても自在に旅を楽しめたらなーと憧れた方もきっと多いはず。 刊行は2016年。竹内さんが今まで訪れた国々やロケの裏話が中心だが、久々に”純”紀行文を読んだ気分。情景を紙面に思い描き、彼女が導く場所へと心をびゅんびゅんワープさせた。 ベテラン竹内さんpresents. 旅支度の心得も心強い。(これはガチ) 1987年以前(ミステリハンターになる前)の彼女は旅への興味はそこそこ、番組の存在もご存知なかったらしい。 しかしバブルの残り香を謳歌されていたり、肩の力を抜いて番組のオーディションを受けたりと「ゴーイングマイウェイ」なところは変わっていない模様。(あとハンター就任後、早々に番組ディレクターとバトったり笑) 何だか安心した。 印象的だったのは、訪問先の国を「よそ様の家」と呼ばれていたこと。 旅好きの中には「地球がわが家」という考えをお持ちの方もいらっしゃる。それはそれで素敵なのだが、彼女のように自在に旅ができても、結局訪問先は「よそ様の家」であることに変わりはない。 そんな時、必ず相手の国へのリスペクトは忘れないという。リスペクトをもって日本の我々に真実をリポート。クエスチョンを練る際も、日本で得た情報がガセネタでないかどうかを必ず現地でチェックする。 それにしても、テレビで見る以上に逞しい方だった。 例えば2016年時点で、エジプトには20回以上訪問。砂漠ロケは勿論のこと、50歳にしてピラミッドに登頂されている。(登頂は番組が特別に許可を取ったらしい。「ふしぎ発見」、地味に無茶するんだよなぁ…笑) 本書に収録されたヒマラヤのロケ日記も凄まじかった。 あんな標高では平常でいることさえ精一杯だろうに、周りに疲れを見せないなんて。その時の彼女は客観的に自分を分析していたらしいけど、50歳前後でここまでイキイキできる自信がない。 思えば22歳でハンターに就任、今ではインターネットで解決する下調べやハプニングにも直にぶち当たってこられた。そのため不安はあっても冷静に周りを観察し、必要な時には助けを求めることも厭わない。 思わぬハプニングで心折れないために出国前には頭を一旦リセット、旅先で知る「新しい知識」のためのスペースを作っておく話は普通に日常生活でも活かせそう…! 年齢の重ね方として、ここまでロールモデルになる方はそうそういないと改めて思った。「イキイキできる自信がない」とか言ってる場合じゃないな。
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この名前にピーンとくる方は、世界ふしぎ発見をよくご覧になっている方だと思う。何しろ、1987年以来ミステリーハンターとして世界中を飛び回っているのだから、積み重ねると相当な体験や思い出が脳に詰まっている事だろう。 ミステリーハンターという名前自体がミステリーだった時代か...
この名前にピーンとくる方は、世界ふしぎ発見をよくご覧になっている方だと思う。何しろ、1987年以来ミステリーハンターとして世界中を飛び回っているのだから、積み重ねると相当な体験や思い出が脳に詰まっている事だろう。 ミステリーハンターという名前自体がミステリーだった時代からすると隔世の感があると思っているのは著者も同じだ。今では、20代女性にあんけーとをした「なれるとしたらなってみたい特別な職業ランキング」で第2位というのを知って驚いた述べている。ちなみに1位はサンタクロースというからミステリーハンターも人々に夢を与える職業に入るのかな。 ミステリーハンターになりたいギラギラした野望がひとかけらもなく、オーディションでは、5分以内で一芸を披露することになっていたのに、「芸がないのが、私の芸です」と言ってのけて何もしなかったというから神経の太さは相当なものだ。そうでないと世界に飛び出していけないからなあ。取材と言ってもニューヨークやパリと言ったおしゃれな街ばかりとは限らないのがこの番組名だけに、可憐な乙女では到底務まらない。 今までのロケにまつわる話や、あるロケでの個人的な記録が載っていて興味深い。これからも40年、50年とミステリーハンターを続けていってほしいなあと思った。
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