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夜にあやまってくれ 新鋭短歌
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
| 発売年月日 | 2016/09/01 |
| JAN | 9784863852341 |
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夜にあやまってくれ
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夜にあやまってくれ
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
テーマは、自由への渇望や人との関わりの中での不安と希望です。鈴木晴香の短歌は、官能的な雰囲気を醸し出しつつも、読者に自然に入り込む力を持っています。初夏の風景や恋の瞬間が描かれ、日常の中に潜む美しさや儚さを感じさせます。また、解説者の江戸雪は、自由を求める心情を巧みに表現し、短歌の背後にある深い思索を示しています。様々な偶然が重なり合った中で生まれたこの歌集は、若々しい詩情を通じて新しい風を感じさせ、読む人に共感を呼び起こします。短歌を通じて、心の奥に触れるような体験を提供してくれます。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
鈴木晴香さんの歌集ですね。 鈴木晴香さん(1982年、東京生まれ) 歌人。「塔」編集委員、「西瓜」所属。 第一歌集になります。 悲しいと言ってしまえばそれまでの 夜なら夜にあやまってくれ 君のいる街へゆっくり滑り込む 先頭車両に揺れる花束 振り向けばきみも...
鈴木晴香さんの歌集ですね。 鈴木晴香さん(1982年、東京生まれ) 歌人。「塔」編集委員、「西瓜」所属。 第一歌集になります。 悲しいと言ってしまえばそれまでの 夜なら夜にあやまってくれ 君のいる街へゆっくり滑り込む 先頭車両に揺れる花束 振り向けばきみも振り向く初夏の もみの木は空にいちばん近い 花を買うことに理由がないように 恋を束ねて片腕に抱く 初夏の君の笑顔に糸切り歯見えたら しんと冷たい世界 交番の前では守る信号の赤が 照らしている頬と頬 自転車の後ろに乗ってこの街の 右側だけを知っていた夏 解説は江戸雪さん。「自分から自由になりたいのかもしれない。誰にも似ずに、誰からも理解されない、誰からも束縛されない存在でいたいのかもしれない。」と、綴られています。 鈴木晴香さんはあとがきで「様々な偶然のような必然と、必然のような偶然があって、大切な巡り逢いと励ましがあって、私は短歌を作るようになり、この歌集を出版することができた。」と、語られています。 若々しい、個性豊かな詩情に、新しい風を感じました(=^・^=)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
色気の漂う歌集だった。 理性と感性は同居しているのだけれど、どうしても感性が勝って香ってしまうような。 若すぎず、人として内面と外見の美しさが調和してきた頃…鈴木晴香さんは丁度そんな年頃を迎えているんじゃないかしら、と感じた。 男性も同じなのかもしれないけれど、これまで育まれてきた内面と、姿形の美しさだけではない個性としての美しさも皆調和して、人としてぐっと美しさを増す時期が女性にはあるように思うからだ。 儚い歌もあるのだけれど、それよりも、大胆で捨て身な歌にドキリとしてしまう。 「君の手の甲にほくろがあるでしょうそれは私が飛び込んだ痕」 「包丁の腹で胡桃の殻を割る朝の心に形がほしい」 「君の頬に「は」と書いてみる「る」は胸に「か」は頭蓋骨に書いてあげよう」 「君は今きっと新しい恋をして新しくない手で触れている」 好きだった歌を幾つかご紹介。 「レトルトのカレーの揺れる熱湯のどこまでもどこまでも透明」 「メリーゴーラウンドに乗ってくちづけを交わせば廻り続ける夜空」 「ビー玉をばらまくように日曜はひかりつつ中心を失う」 「悲しいと言ってしまえばそれまでの夜なら夜にあやまってくれ」 「開かれて光ってしまう淡水魚それとも躰 月の脱衣所」 「駆け引きも億劫になる花ざかり乞われるままの恋をしている」
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鈴木晴香 短歌 急行を山椒魚と呼んでいた頃降っていた雨の匂いだ 君が居間どこかで濡れている雨がここにも降りそうで降らなくて レトルトのカレーの揺れる熱湯のどこまでもどこまでも透明 唇をつけないように流し込むペットボトルの水薄暗い 地下鉄のホームに過去の雨が降るコンクリートの呼吸の...
鈴木晴香 短歌 急行を山椒魚と呼んでいた頃降っていた雨の匂いだ 君が居間どこかで濡れている雨がここにも降りそうで降らなくて レトルトのカレーの揺れる熱湯のどこまでもどこまでも透明 唇をつけないように流し込むペットボトルの水薄暗い 地下鉄のホームに過去の雨が降るコンクリートの呼吸の長さ シャボン液から指の輪を引き抜けば私は風の入り口になる p6 パンケーキショップの甘い蜂蜜の香りがしたら右に曲がって #返歌 パンケーキ匂いがしたらそこいらにぐりぐらいるよ左に曲がる
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