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卑怯者の流儀
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2016/09/30 |
JAN | 9784198642501 |
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卑怯者の流儀
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
所持している深町作品は、全て読了しました。まだまだ読みたいと思います。 何だか怖そうな小説のタイトルですが、実はシリアスな場面とコミカルな場面を書き分けているので、強烈な「ウゲェッ」怖い!とはならない。 主人公の米沢英利は、警視庁組織犯罪対策第四課に在籍し、第五課(銃器捜...
所持している深町作品は、全て読了しました。まだまだ読みたいと思います。 何だか怖そうな小説のタイトルですが、実はシリアスな場面とコミカルな場面を書き分けているので、強烈な「ウゲェッ」怖い!とはならない。 主人公の米沢英利は、警視庁組織犯罪対策第四課に在籍し、第五課(銃器捜査係)から異動した。以前は、渋谷署等々のマル暴の刑事だったのだ。その頃は大関芳子という新人女性刑事の教育をしていたが、何故か今は、本庁の米沢の管理官に就任している。つまり敏腕刑事の直属の上司になったのだ。 寧ろ芳子でないと米沢の暴走を止めることが出来ない(私見です) 大関芳子警視は身長約百八十センチで、若い頃は柔道無差別級アスリートとして活躍していたのだという。その堂々たる体格と名前のおかげで、“関取”という渾名がついた。 コワモテのヤ○ザをも屈服させるやり手で、取調室で彼女に泣かされたヤ○ザが何人もいる。勿論、今や米沢とて敵わない。 遊興と犯罪捜査が表裏一体となる激ヤバ地帯で単独捜査を敢行し、独自の感性で犯罪を嗅ぎつける特技は、金がかかってしょうがない。同僚刑事や鑑識等から借金、ヤ○ザから金を無心する始末で手が付けられない。 警務部の監察係は、彼を警察社会から追い出したくてうずうずしているが、捜査結果が他の刑事よりグンバツなのだ。 物語の山場が幾度となく続きます。 この小説をドラマ化して欲しいと思うものの、放送禁止用語が連発されてピー(マスキング音)が入りっぱなしになる。 小説だから面白いのかもしれません。 壊滅させた暴力団の元組長の女を愛してしまった。元組員は密かに復讐を企てていたのだ。女がキーを握っている。 読書は楽しい!
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タイトルからイメージされる内容よりは面白かったけど、連作短編なので物足りなさも感じました。この面子を大きな事件、調査で活躍させて欲しいですね。
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あまり見かけない意外な警察小説。上品ではないがなかなか味わい深い作品。登場人物が何とも魅力的。昔キレッキレのマル暴デカだが、愛したSに死なれてからワルに落ちてしまった、どこか憎みきれない主人公・米沢英利。元後輩で今上司の力でも勝てない“関取”大関芳子。滅法腕が立つのに天敵ゴキブリ...
あまり見かけない意外な警察小説。上品ではないがなかなか味わい深い作品。登場人物が何とも魅力的。昔キレッキレのマル暴デカだが、愛したSに死なれてからワルに落ちてしまった、どこか憎みきれない主人公・米沢英利。元後輩で今上司の力でも勝てない“関取”大関芳子。滅法腕が立つのに天敵ゴキブリの監察官“ゴースト”奈良本京香、等々。読後清涼感さえ感じた。
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