1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

卑怯者の流儀

深町秋生(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,870

¥220 定価より1,650円(88%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2016/09/30
JAN 9784198642501

卑怯者の流儀

¥220

商品レビュー

3.7

10件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/12/24

所持している深町作品は、全て読了しました。まだまだ読みたいと思います。  何だか怖そうな小説のタイトルですが、実はシリアスな場面とコミカルな場面を書き分けているので、強烈な「ウゲェッ」怖い!とはならない。  主人公の米沢英利は、警視庁組織犯罪対策第四課に在籍し、第五課(銃器捜...

所持している深町作品は、全て読了しました。まだまだ読みたいと思います。  何だか怖そうな小説のタイトルですが、実はシリアスな場面とコミカルな場面を書き分けているので、強烈な「ウゲェッ」怖い!とはならない。  主人公の米沢英利は、警視庁組織犯罪対策第四課に在籍し、第五課(銃器捜査係)から異動した。以前は、渋谷署等々のマル暴の刑事だったのだ。その頃は大関芳子という新人女性刑事の教育をしていたが、何故か今は、本庁の米沢の管理官に就任している。つまり敏腕刑事の直属の上司になったのだ。  寧ろ芳子でないと米沢の暴走を止めることが出来ない(私見です)  大関芳子警視は身長約百八十センチで、若い頃は柔道無差別級アスリートとして活躍していたのだという。その堂々たる体格と名前のおかげで、“関取”という渾名がついた。 コワモテのヤ○ザをも屈服させるやり手で、取調室で彼女に泣かされたヤ○ザが何人もいる。勿論、今や米沢とて敵わない。  遊興と犯罪捜査が表裏一体となる激ヤバ地帯で単独捜査を敢行し、独自の感性で犯罪を嗅ぎつける特技は、金がかかってしょうがない。同僚刑事や鑑識等から借金、ヤ○ザから金を無心する始末で手が付けられない。  警務部の監察係は、彼を警察社会から追い出したくてうずうずしているが、捜査結果が他の刑事よりグンバツなのだ。  物語の山場が幾度となく続きます。 この小説をドラマ化して欲しいと思うものの、放送禁止用語が連発されてピー(マスキング音)が入りっぱなしになる。 小説だから面白いのかもしれません。  壊滅させた暴力団の元組長の女を愛してしまった。元組員は密かに復讐を企てていたのだ。女がキーを握っている。  読書は楽しい!

Posted by ブクログ

2019/04/16

タイトルからイメージされる内容よりは面白かったけど、連作短編なので物足りなさも感じました。この面子を大きな事件、調査で活躍させて欲しいですね。

Posted by ブクログ

2018/12/22

あまり見かけない意外な警察小説。上品ではないがなかなか味わい深い作品。登場人物が何とも魅力的。昔キレッキレのマル暴デカだが、愛したSに死なれてからワルに落ちてしまった、どこか憎みきれない主人公・米沢英利。元後輩で今上司の力でも勝てない“関取”大関芳子。滅法腕が立つのに天敵ゴキブリ...

あまり見かけない意外な警察小説。上品ではないがなかなか味わい深い作品。登場人物が何とも魅力的。昔キレッキレのマル暴デカだが、愛したSに死なれてからワルに落ちてしまった、どこか憎みきれない主人公・米沢英利。元後輩で今上司の力でも勝てない“関取”大関芳子。滅法腕が立つのに天敵ゴキブリの監察官“ゴースト”奈良本京香、等々。読後清涼感さえ感じた。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品