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花びらめくり 新潮文庫
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花びらめくり 新潮文庫

花房観音(著者)

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花びらめくり 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/09/28
JAN 9784101205816

花びらめくり

¥220

商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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2023/11/02

 文学的な香りはするがそれでもいわゆる官能小説だろうか。昭和の文豪のような世界観や文体。江戸川乱歩や谷崎潤一郎を読んでいるような気分になる。妙に心に残る読み応えのある小説だった

Posted by ブクログ

2023/06/04

今まで読んだ官能小説の中で一番好きかも知れない。 関係性や心情、行為それぞれに表現の豊かさを感じました。男女だけではなく、同性愛も含まれていたのも面白かったです。花房観音はいいぞ

Posted by ブクログ

2022/12/30

『片腕の恋人』他人から見たらグロテスクでしかない状況だけれど、愛する人の左腕さえあれば、しかもその腕が感情を持ってるかのように愛してくれ、ずっと一緒にいてくれるとするならば、これ以上の幸せはないだろう。妄想をかき立てられる物語だ。川端康成の原作も読んでみたい。 『それからのこと』...

『片腕の恋人』他人から見たらグロテスクでしかない状況だけれど、愛する人の左腕さえあれば、しかもその腕が感情を持ってるかのように愛してくれ、ずっと一緒にいてくれるとするならば、これ以上の幸せはないだろう。妄想をかき立てられる物語だ。川端康成の原作も読んでみたい。 『それからのこと』の三千子は感じ悪い女だけど、わからなくもない。女の嫌な部分に心が支配されてくると自己嫌悪に陥って、自分の事が嫌で仕方なくなったりするけど、花房さんの作品を読んでると、誰しもそういうところはあるんだよと少し救われる気がする。

Posted by ブクログ