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デンマーク人牧師がみた日本 明治の宗教指導者たち
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 思文閣出版 |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784784218608 |
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デンマーク人牧師がみた日本
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デンマーク人牧師がみた日本
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1911(明治44)年に来日し、出会った日本の仏教・神道・キリスト教指導者たちへのインタビュー。正に明治の最後の時である。海老名弾正、内村鑑三、植村正久、山室軍平、賀川豊彦その他多くのキリスト教指導者たちについて、多くが武士階級で、儒教の影響を受けた人が多いという著者の説明は、日...
1911(明治44)年に来日し、出会った日本の仏教・神道・キリスト教指導者たちへのインタビュー。正に明治の最後の時である。海老名弾正、内村鑑三、植村正久、山室軍平、賀川豊彦その他多くのキリスト教指導者たちについて、多くが武士階級で、儒教の影響を受けた人が多いという著者の説明は、日本のキリスト教のその後の性格を物語っているように思うのである。海老名弾正のリベラル神学との意見相違が現実にあった!記述が臨場感に富む。新渡戸稲造の「武士道」が既に日露戦争で活躍した日本への関心の高さから話題を呼んだのは凄く理解できること。日本滞在経験が長く、著者の通訳を務めた若き日のウィンテル宣教師の姿が新鮮だ。浄土真宗とキリスト教の親近性も善導とネストリウス派の関係から受け入れられていたという事実も改めて確認でき、心強い限り。著者が「日本の山は素敵だ」と語る文章は、当時の西洋人の目から見て日本の山が、世界のどこにもないような美しい自然だったということが、魅力にあふれる言葉で語られている。印象に残る一章である。
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