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長宗我部元親・盛親 四国一篇に切随へ、恣に威勢を振ふ ミネルヴァ日本評伝選
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2016/08/01 |
JAN | 9784623077625 |
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長宗我部元親・盛親
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商品レビュー
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土佐の戦国大名二代の評伝。土佐統一から四国全土への勢力伸長過程、豊臣大名としての活動内容、関ヶ原敗戦から滅亡に至る道程が詳細に検討されている。検地を始めとした領国支配体制についても興味深い内容だった。
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一領具足(屯田兵)のイメージが先行し田舎者という見方もされる長宗我部だが、元親の軍勢は多くの鉄炮を持ち近代的なドンパチを繰り広げていた。そんな長宗我部の重臣・久武親信を殺した四国のスナイパー集団の土居清良然り、当時の四国には多くの鉄炮が出回っていたと思われる。 親信の弟・久武親直...
一領具足(屯田兵)のイメージが先行し田舎者という見方もされる長宗我部だが、元親の軍勢は多くの鉄炮を持ち近代的なドンパチを繰り広げていた。そんな長宗我部の重臣・久武親信を殺した四国のスナイパー集団の土居清良然り、当時の四国には多くの鉄炮が出回っていたと思われる。 親信の弟・久武親直はこれまで佞臣とされていたが、一次史料ではそのようには書かれていない。改易の原因は彼にあるのではなく、元親の兄弟が養子に入った家(吉良氏)や盛親の兄弟が養子に入った家(津野氏)との関係悪化が尾を引き、浦戸一揆へと繋がってしまった。 また、元親の外交力というのは目を見張るものがあり、四国で勢力を拡大していく様は魅力的。 盛親の兄で将来を嘱望されるも戦死した信親、改易後に藤堂高虎の家臣になり大坂の陣でかつての主君の軍勢と戦い死ぬ桑名吉成など、他にも魅力的な人物が取り上げられている。
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