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呑めば、都 居酒屋の東京 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2016/08/01 |
| JAN | 9784480433688 |
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呑めば、都
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商品レビュー
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著者のマイク・モラスキーはアメリカ人の日本文学・文化研究者であり、ジャズピアニストとしての顔も持つ才人であるが、もう一つの顔が日本の赤提灯こと居酒屋をこよなく愛する”居酒屋ナショナリスト”としての顔である。 本書は、溝口、立川、大井町、府中、赤羽、立石、西荻窪などの町にある居酒...
著者のマイク・モラスキーはアメリカ人の日本文学・文化研究者であり、ジャズピアニストとしての顔も持つ才人であるが、もう一つの顔が日本の赤提灯こと居酒屋をこよなく愛する”居酒屋ナショナリスト”としての顔である。 本書は、溝口、立川、大井町、府中、赤羽、立石、西荻窪などの町にある居酒屋を巡った飲み歩きエッセイという体裁を取っている。しかし研究者たる著者の力量がここからという感じなのだが、単なる飲み歩きだけではなく、その町の成り立ちやそのような居酒屋文化が発祥した背景としての町固有の歴史に関する調査もセットになっている点がこの手のテーマの本と一線を画しているポイントである。 町によっては公営ギャンブル、戦中・戦後の街娼、米軍による占領時代の記憶など様々な町固有のエッセンスが見え隠れする。そうしたちょっと硬めの内容と、極めてエッセイ的に柔らかい飲み歩きの記録が良い塩梅にミックスされて読者を飽きさせない。 もっとも、2011~2012年ごろの新聞連載を元にしているため、既になくなっている店も多いだろう(例えば、直近では大規模な再開発が始まった立石はその代表格)。その点で既に消えつつある飲み屋を懐古的に振り返られる、という意味合いも既に本書には生まれている。
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たまたま日本に留学した時のホームステイ先がお花茶屋だったことから立石の居酒屋に通うようになりすっかり日本の居酒屋にハマってしまったアメリカ人大学教授の力作。日本酒が好きで肉より魚という変なガイジン(笑)が都内を中心に居酒屋をめぐる。よくあるガイドを兼ねた本ではなくて花街だったとか...
たまたま日本に留学した時のホームステイ先がお花茶屋だったことから立石の居酒屋に通うようになりすっかり日本の居酒屋にハマってしまったアメリカ人大学教授の力作。日本酒が好きで肉より魚という変なガイジン(笑)が都内を中心に居酒屋をめぐる。よくあるガイドを兼ねた本ではなくて花街だったとか闇市だったとか居酒屋のある町の歴史をしっかり掘り下げてあって非常に興味深い。日本酒が苦手で魚より肉、の私は好みが全く違うけど溝口や大井町など馴染みあるところが出てきたりして非常に面白く読めた。再読したいと思うのでこれは買おうと思う。
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立ち呑みがいちばん性に合う。ひとりで20~30分過ごす。昔は荻窪駅横の「鳥もと」に毎日かよったもので、行くと何も言わず聞かれずビールが1本出てきた。今は西荻の「戎」にたまに行く。本書ではその「戎」についてかなりのページを割いています。
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