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人はなぜ不倫をするのか SB新書356
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人はなぜ不倫をするのか SB新書356

亀山早苗(著者)

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人はなぜ不倫をするのか SB新書356

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2016/08/01
JAN 9784797388350

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商品レビュー

4

16件のお客様レビュー

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2024/04/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

著者の意図としては不倫が必ずしも咎められないということだったが、自分が感じたのは寧ろ、不倫する人がマイノリティから抜け出すことの困難さだ。 まず、本来的に人は一夫一妻をとる哺乳類である、と。しかし正しくは一夫一妻「風」であるというのが動物学的なコンセンサスらしい。プレーリーハタネズミを使った実験によれば浮気しないこと、することの「2つの戦略はトレードオフとなっている。両者の拮抗がプレーリーハタネズミの遺伝子の多様性に貢献している」そうだ。 つまり、論理的矛盾のない説明方法として「一夫多妻から一夫一妻への移行」という説明を思い浮かべがちだが、「一夫一妻がベースであるが、それを司る脳の働き、もしくは遺伝子にはグラデーションが存在し、それが多様性を担保している」ということらしい。 社会的要請から出現した「一夫一妻制」は社会の安定を図るもので自明ではないというのが人文系の論客の主張だったが、動物学的な見地から根拠を見出せる。つまり、「一夫一妻制」は半分正しいし、半分間違っている。

Posted by ブクログ

2023/03/07

とても興味深かった。 異なる学問の見地から「人はなぜ不倫をするのか」を問うたもので、結論、男女がいればしてしまうのが自然であってなんら不思議ではない、と概ね意見が揃う。 こうなってくると、今度は「なぜ不倫をしてはいけないのか」をより深掘りしたくなる。 歴史的に性規範は緩い期間...

とても興味深かった。 異なる学問の見地から「人はなぜ不倫をするのか」を問うたもので、結論、男女がいればしてしまうのが自然であってなんら不思議ではない、と概ね意見が揃う。 こうなってくると、今度は「なぜ不倫をしてはいけないのか」をより深掘りしたくなる。 歴史的に性規範は緩い期間が長かったにも関わらず、結果的に不倫を許さない(許せない)状態となっているのは、なぜなのか。 本書では、一夫一妻の方が生物競争の中で有利であったと考えられる意見は登場する。 しかし、もし男女が不倫や浮気をするのが自然であるならば、社会的、法的、宗教的にここまで厳しく制限する必要はないのではないか。 宗教感が薄れ、文化が変化し、人の生き方も個人主義・性自立が際立っていくのなら、社会規範もそれに合わせて更新・進化していくのが望ましいように思う。 いみじくも本書で「人は独占欲や嫉妬を克服できていない」という発言にあったように、不倫が過剰なバッシングを受けなくなったり、柔軟で多様な生き方・関係性を認め合えるようになるまでには時間がかかるものなのだろう。

Posted by ブクログ

2022/12/11

帯では、学者が不倫を否定しなかった、とは言うが、宗教関係者を連れてきたら、不倫は否定されるだろう。そう、宗教みたいな社会規範として不倫が禁止されているだけであって、人は結婚してもなお、別の誰かに恋をする。 作者の中立的なスタンス、不倫を否定も肯定もしない、というスタンスがきらい...

帯では、学者が不倫を否定しなかった、とは言うが、宗教関係者を連れてきたら、不倫は否定されるだろう。そう、宗教みたいな社会規範として不倫が禁止されているだけであって、人は結婚してもなお、別の誰かに恋をする。 作者の中立的なスタンス、不倫を否定も肯定もしない、というスタンスがきらい。 上野千鶴子先生の、むしろなぜ人は不倫をしないなか、という逆の問いが最高!

Posted by ブクログ

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