3月のライオン(12) ヤングアニマルC

羽海野チカ(著者)

• 販売会社／発売会社: 白泉社
• 発売年月日: 2016/09/29
• JAN: 9784592145226

商品レビュー

2024/04/17

やばい！どうしよう！
私の大好きな島田さんがこうくるとは！！！
でも全然アリ！
むしろこれがいい！
この線で是非！！！

2023/12/23

12巻、羽海野先生のユーモアセンスがいつもよりもさらに光り輝いていました。めちゃくちゃ面白かったです。ケタケタ笑いながら読んでました。川本家父のいやーな展開が一旦落着したあとで、のほほんとした雰囲気で読める内容だったのもあると思います。
それにしても羽海野先生は、これだけ個性豊かな面々を、一人一人違った味わいで魅力的に描き出す力が本当にすごいなと思います。きっといろんな人の良いところを見つける観察力が優れた方なんだろうなと思いました。

2023/01/21

桐山零、自立の第12巻？

今巻は藤本雷堂棋竜vs土橋九段、零vs滑川七段の対局を主軸にエピソード回が挟まる。

巻頭のエピソード回2話では、Chapter116の二階堂の愛犬・エリザベスが秀逸。羽海野先生の描く動物はなぜにこんなに可愛らしいのか（特に性格が）。

雷堂（暑苦しい）vs土橋（面白い方に3千点）の指宿編は、対局の面白さはもちろん、川本三姉妹がリゾートを楽しむ姿がほのぼのしてていい。最後の雷堂家の収まり方を見てピリッとする所が抒情的でもあり、父親との関係が完全にケリが着いたようであり。今までの重いストーリー展開のご褒美か (^^;)

零vs滑川の対局は、零の真っすぐのようで熱い純粋さと滑川の面妖な（あるいは究極の？）純粋さの対決。滑川、強いじゃん (^^;) 滑川のモノローグ中心に進む話が純粋さを際立てているけど、俺の視点は田中七段が喋っているところ。

最終話は、再び三月町夏祭りの話。今回の川本家のデザート販売も美味そう。これも何ともほのぼのムードで、川本家に憑いていた何かが落ちたかな？