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若山牧水歌集 岩波文庫
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若山牧水歌集 岩波文庫

若山喜志子(著者), 伊藤一彦(編者)

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若山牧水歌集 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1936/01/01
JAN 9784003105214

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2024/07/15

多作でびっくり。 私が知っているような歌は、若い時に詠まれたものでその後もたくさんの短歌をつくり発表している。旅が多くそこで詠まれた歌も数多い。人生は旅である。

Posted by ブクログ

2023/04/12

多作であることにまず驚く。作者の自然に対する憧憬が現れた作品が多く好感が持てた。 しかし、中にはこのような驚きの歌がある。 月の夜や裸形(らぎょう)の女そらに舞ひ地(つち)に影せぬ静けさおもふ

Posted by ブクログ

2021/04/10

牧水の若い時の歌は知っていたが、壮年期の歌もしみじととして良いことを知った。 「わが屋根に俄かに降れる夜の雨の音のたぬしも寝ざめてをれば」「児等病めば昼はえ喰はず小夜更けてひそかには喰ふこの梨の実を」「人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ」「啼きすます小鳥は一羽...

牧水の若い時の歌は知っていたが、壮年期の歌もしみじととして良いことを知った。 「わが屋根に俄かに降れる夜の雨の音のたぬしも寝ざめてをれば」「児等病めば昼はえ喰はず小夜更けてひそかには喰ふこの梨の実を」「人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ」「啼きすます小鳥は一羽あたりの木ひかりしづまり小鳥は一羽」「いつしかに涙ながしてをどりたれ命みじかしと泣きて踊りたれ」「居すくみて家内しづけし一銭の銭なくてけふ幾日経にけむ」「鉄瓶を二つ炉に置き心やすしひとつお茶の湯ひとつ燗の湯」「いる椎のはぜて飛びぬればいにしへのわらはべの日の驚きをしつ」「妻が眼を盗みて飲める酒なれば惶て飲み噎せ鼻ゆこぼしつ」

Posted by ブクログ

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