柳に風 新・酔いどれ小籐次 五 文春文庫

佐伯泰英(著者)

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2016/08/04
• JAN: 9784167906696

商品レビュー

2017/06/08

駿太郎の成長が、目を見張るものがある。
素直に育っていて、気持ちがいい。

雨の中の稽古に、声をかけてくれた弘福寺の住職向田瑞願が、寺を稽古場にして良いと言ってくれたのだが、、、、息子の借金の取り立てで、賭場に使われそうになりそうだったからだ。
住職も、なかなかのやり手であるが、息子も最後には、駿太郎と仲が良くなる。

今回は読売屋の書き方の空蔵が、ネタになるようなことが無いか小藤次にちょっかいをかけながら、探索の途中で、自分が捕らわれて身になってしまう。

段々小藤次の知名度が、上がって来て、本人も大変になって来たのか？、空蔵への言葉遣いも、迷惑千万のように受け答えをしているが、掛け合いも面白く書かれている。

豊後森藩藩主8代の久留島道嘉の　近習　池端恭之介が、剣術指南赤目小藤次として、出仕願いが、叶うのだが、上士や、元下士にどう対応していくか？池端氏の良い意味での策力が期待される。

2017/02/03

20170203 このシリーズも代替わりか？登場人物の配置のせいか、まだ続いても内容は薄くならないような気がする。どこかで空也と合わせられないかな。時代設定が違うけど問題は無いような。

2016/12/13

新シリーズ第五弾
六巻を先に読んでいたが問題無し
一風変わった親子関係だが何故かすっきり？
旧藩との繋がりも新たに？。息子の活躍は？
お節介が新たな問題を、この繰り返しが今後も？