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ミス・ビアンカ ダイヤの館の冒険 岩波少年文庫234
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2016/07/01 |
JAN | 9784001142341 |
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- 児童書
ミス・ビアンカ ダイヤの館の冒険
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ミス・ビアンカ、今度は少女を助ける! ダイヤの館の横暴で残忍な大公妃に囚われている少女ペイシェンスを助けようとミス・ビアンカは呼びかける。応じたのは婦人部会のねずみたちだった。守備よく館に入った彼女たちを待っていたのは——。 恐怖の中でも礼儀やプライドを忘れないミス・ビアンカの気高さと、弱気になってバーナードを思う可愛さがとても魅力的。危機一髪のところで助けにくるバーナードも。しかしふたりは最後にはやはり生きる場所の違いからお互いの手を離す。この絶妙な距離感が素晴らしくて、続きがまた読みたくなる。
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前作では行き当たりばったりで囚人を救出したミス・ビアンカたち。 今回は、冷酷な大公妃にこき使われる少女・ペイシェンスの救出をすることになる。 8歳で身寄りもなく、大人でさえも嫌がる大公妃のお世話を、ほぼたった一人でこなさなければならない彼女は、もはや幸せだったころの思いでさえも薄れつつある。 そもそもダイヤの館のような建物を作れるくらい金持ちのはずの大公妃が、コックも雇わず(三度の食事は執事が作る)、貧相な馬と壊れそうな馬車とならず者の厩番しか置いていないという、お金の使い道のアンバランスよ。 そして、12人の小間使いロボットに15分ごとに時間を告げさせる以外、一日中何やってるんでしょう、大公妃は。 というか、妃というからには夫がいるの? それとも未亡人なの? とまあ、こんな得体の知れない地獄のようなところから少女一人を救出するために、今回は事前にいろいろリサーチもし、作戦も万全、のはずだった。 救出するのは「囚人友の会」の婦人部隊24匹。 ところが、小間使いロボットに驚いて、ミス・ビアンカを残したまま逃げ帰った挙句、自分たちの無様な有様を隠蔽し、事態はそのまま放置される。 それでは納得ができないのが、新たに「囚人友の会」 の事務局長になったバーナードだ。 ミス・ビアンカとくらやみ城で囚人を救出したこともすっかり忘れられた、影の薄い彼は、しかしミス・ビアンカが戻ってこないことを不審に思い、救出に行く。 2匹はお互いに惹かれ合ってはいるのだけど、身分が違うこともあって、決して互いの心の内を明かさないのね。 その奥ゆかしさが、とても良い。 ねずみが、たとえ少女とはいえ人間を救出して、その後どうするつもりなのか? これについてもちゃんとミス・ビアンカは考えてあって、思った以上の結末をもたらす。 だけど、ペイシェンスとの別れはちょっと切ない。 これからの彼女のために、自分のことは忘れたほうがいいのだととわきまえるミス・ビアンカ。 児童文学だけど、ミス・ビアンカもバーナードもちゃんとした大人だ。 だから安心して読めるのだ。
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書かれたこの時代、ウーマンリブの影響を受けたのかな。今で言うジェンダーとかフェミニズムとか。でもリーダー置き去りで逃げ帰ちゃって助けようともしない所が甘いですな。そのあたり「やっぱり女は…」とか言われそう。まあ、主人公が女(メス)で作戦成功してるから救われてるけど。大公妃になんの...
書かれたこの時代、ウーマンリブの影響を受けたのかな。今で言うジェンダーとかフェミニズムとか。でもリーダー置き去りで逃げ帰ちゃって助けようともしない所が甘いですな。そのあたり「やっぱり女は…」とか言われそう。まあ、主人公が女(メス)で作戦成功してるから救われてるけど。大公妃になんの制裁も罰も無かったのが残念。ざまぁ、が見たかった。
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