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九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学 講談社選書メチエ627
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九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学 講談社選書メチエ627

藤田正勝(著者)

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九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学 講談社選書メチエ627

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/07/01
JAN 9784062586306

九鬼周造

¥1,210

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2021/02/23

九鬼さんの人柄、物語が分かる一冊。 『偶然性の問題』、『文芸論』を買って読んでいるのだが、その一助になればと思い、図書館で借りた。 53歳という若さ?で亡くなられたのが残念。 1920年代に留学を結構長くされていたことに驚き。 西田幾多郎がいた京都大学に留学後、赴任。 東京とは違...

九鬼さんの人柄、物語が分かる一冊。 『偶然性の問題』、『文芸論』を買って読んでいるのだが、その一助になればと思い、図書館で借りた。 53歳という若さ?で亡くなられたのが残念。 1920年代に留学を結構長くされていたことに驚き。 西田幾多郎がいた京都大学に留学後、赴任。 東京とは違う文化圏にいたことが思想に影響していると思う。岡倉天心との関係のところも面白い。 ベルクソン、ベッカー、萩原朔太郎を読んでみよう。

Posted by ブクログ

2020/06/29

「「いき」の構造」を昔読んで、がなんとも面白くて、興味をもっていたのだけど、なかなかそれ以外の作品には触れないまま、忘れていたのだけど、ふと気になって、読んでみた。 なるほど、「「いき」の構造」を読んだ時に感じた、日本文化のクオリティを探求していこうという感覚の繊細さと西欧的な...

「「いき」の構造」を昔読んで、がなんとも面白くて、興味をもっていたのだけど、なかなかそれ以外の作品には触れないまま、忘れていたのだけど、ふと気になって、読んでみた。 なるほど、「「いき」の構造」を読んだ時に感じた、日本文化のクオリティを探求していこうという感覚の繊細さと西欧的な明晰な構造分析の統合みたいなのが、九鬼周造の読みどころなんだなと思え、うれしかった。 そして、九鬼の他の主な著作も全体が見晴らすことができて、今後、なにを読めばいいかわかったのもよかった。 なんか、この人、わたしが問題としているところと近いところで考えているんだなと妙なしたしみを感じた。少しづつ読んでいこうと思う。 ちなみん、九鬼は当時としてはかなり長い8年間ヨーロッパに留学して、ハイデッガーやフッサールなどの講義を聞いたり、若き日のサルトルと交流があったりしたみたいで、その辺を想像するとすごく面白い。 九鬼とハイデッガーが交流していたころは、もしかするとハンナ・アーレントがハイデッガーと恋愛関係にあったりしたかもな時期で、九鬼とアーレントとの遭遇なんかもあったりしたかもとか想像するのも楽しい。 もっとも、アーレントが有名になったのは、第2次世界大戦後で、九鬼は1941年になくなっているので、もし出会っていたとしても、当時のアーレントは全くの無名時代なので、気づかなかったかもな〜。 それにしても、20世紀の哲学におけるハイデガーとフッサールの影響の大きさを改めて感じるな〜。

Posted by ブクログ

2020/01/18

20200118 中央図書館 『いきの構造』も、岩波文庫では薄い本に見えるが、適当に読もうとおもっても読みこなせない。しかし、一般人の手でも、すこし背伸びしたら手が掛かるかな、と感じさせる闊達さが九鬼の思想にはありそうだ。

Posted by ブクログ

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