- 中古
- 書籍
- 文庫
兄嫁淫情・義母欲情 フランス書院文庫
定価 ¥763
495円 定価より268円(35%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2016/07/25 |
JAN | 9784829641705 |
- 書籍
- 文庫
兄嫁淫情・義母欲情
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
兄嫁淫情・義母欲情
¥495
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
オーソドックスな展開からチャレンジしたかの結末へ
タイトルから2人ヒロインをイメージするが実際は兄嫁が2人いる計3人。甘えん坊な主人公の振る舞いがやや鼻につくものの極めてオーソドックスに展開するストーリーは安定したもの。ただし、ここ最近の「黒本」誘惑路線としては結末でチャレンジした印象もある。家族や親族との関係性として現実的な纏...
タイトルから2人ヒロインをイメージするが実際は兄嫁が2人いる計3人。甘えん坊な主人公の振る舞いがやや鼻につくものの極めてオーソドックスに展開するストーリーは安定したもの。ただし、ここ最近の「黒本」誘惑路線としては結末でチャレンジした印象もある。家族や親族との関係性として現実的な纏め方には賛否が分かれるかもしれないが、何が何でもハーレムエンドという風潮に一石を投じる意味ではアリかと思う。 裕福な大家族として全員が同居している状況で話は上の兄嫁【遥】26歳を軸に進む。淡泊な夫との夜の営みに発散し切れず疼く身体を鎮めようと耽った自慰が主人公に知られてしまい、その秘密を約束に主人公の求めに応じる形だが、優秀な兄達への引け目から人の顔色を見ることに長け、時に甘える末っ子らしい主人公の希望に沿う形でもある。中盤では自ら主人公を求めるといった積極さも見せ始め、主人公との関係を心地良く思ってもいたようであるが、それには理由がある。あくまでも夫への不満やストレスを埋めることがメインの遥である。 遥よりも夫ラヴな下の兄嫁【七海】24歳は新婚早々に夫の浮気が発覚したものの、その原因は自分にあるのでは?と悩むところから始まる。「黒本」お得意の出歯亀で遥との関係を知られた弱みもあり、性戯も拙い七海の訓練役となっていく主人公である。 そして、そんな七海との関係を知ってしまう義母【由紀江】36歳へと流れていく。かつては優秀な秘書として家庭でも有能な由紀江は日頃から胸元などをチラ見されていた主人公へのサービス精神は旺盛なのだが、爛れた関係のエスカレートによる家庭の崩壊を事前に食い止める方向へと動き始める。その動機が少々曖昧だったものの妖艶な熟女感で主人公の想いを叶えてやりながら事態の収束へと手を打っていく終盤は小説的な面白味を感じるところである。 受験生たる主人公に目標を与えつつ青少年として健全な姿へと戻させる由紀江の手腕が印象に残る結末は、これが同時に相姦物語の本来的かつ円満な解決策であることを真っ当に示している。それ故に直接の官能描写は総じていやらしいものの、主人公との許されざる関係に至りながら夫を差し置いて愛情を交わすまでには至らない状況を踏まえた全体としての背徳的な官能成分が後半から徐々に薄まっていくのは致し方ないところか。
DSK