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大西郷という虚像 「明治維新という過ち」完結篇
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 悟空出版 |
発売年月日 | 2016/06/01 |
JAN | 9784908117213 |
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大西郷という虚像 「明治維新という過ち」完結篇
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
薩摩人の精神性を知りたくて手に取りました。私は西郷隆盛に関しては詳しくなく、過剰な思い入れもないのでその点に関して衝撃はありませんでした(とにかく偉い人だと遠くから褒めそやすより、どこにでもいる人間臭い人、という印象になったので個人的にはむしろ良かったです)。ただ、「長州・薩摩は...
薩摩人の精神性を知りたくて手に取りました。私は西郷隆盛に関しては詳しくなく、過剰な思い入れもないのでその点に関して衝撃はありませんでした(とにかく偉い人だと遠くから褒めそやすより、どこにでもいる人間臭い人、という印象になったので個人的にはむしろ良かったです)。ただ、「長州・薩摩は明確なビジョンがあって倒幕に動いたのではない」と言い切られたのはショックでした。 幕府、朝廷、各藩もそれぞれ一枚岩ではなく、各個人の情によって突き動いており、結果的に倒幕に繋がったという流れがあるので、そのあたりを丁寧に解説してもらえて面白かったです。が、複雑なので一読ではなかなか頭に入りませんね。折を見て再読もしたいですし、他の著作も読みたいと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
明治維新、そしてそれを成し遂げた西郷隆盛の実態を描いている。僕たちが習ってきた明治史観は明治政府によって作られた部分が多い。それを一つずつ丁寧に説明している。作者は最後にこう書いて終わっている。 「そして、私たちは、長州を核とする勝者の言に従いその後の時代を「近代」と呼び、今日の行き詰まりを迎えているのである」
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2018年4月15日読了・ この本に書かれていることが全て真実だというつもりがないが、歴史の常識として歴史を残す側の人間は勝者であることがほとんどで、且つ勝者に都合の悪いことは書かれず、勝者の都合の良いことだけが歴史として残される。 今の日本では資料至上主義が幅を利かせており...
2018年4月15日読了・ この本に書かれていることが全て真実だというつもりがないが、歴史の常識として歴史を残す側の人間は勝者であることがほとんどで、且つ勝者に都合の悪いことは書かれず、勝者の都合の良いことだけが歴史として残される。 今の日本では資料至上主義が幅を利かせており、資料に残っていないものは歴史の真実として認められない傾向が強く、今私たちが教えられている歴史が本当の真実であったかは、全て鵜呑みにし内容が良い。 特に明治維新のゴタゴタは岩倉具視という、ゴロツキ公家と三条実美という、一度朝敵になったにもかかわらず復活を遂げる往生際の悪い奴が維新を起こした様に教えられるが(三条実美はあまり出てこないが)事実は歴史の教科書とは大きく違うこと。 今更だが、岩倉具視と伊藤博文が紙幣の肖像になっていることを子供の頃は何の疑いも持っていなかったが、今となってはマジで「勝てば官軍」なんだなぁと思います。
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