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世界植物神話
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世界植物神話

篠田知和基(著者)

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世界植物神話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 八坂書房
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784896942231

世界植物神話

¥1,815

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2024/12/05

植物に心惹かれるのは万国共通、というのをまざまざと魅せつけられる。 神話も現実も、そこは同じなんだなあ。

Posted by ブクログ

2023/05/10

「人が古来から感じている植物への恐怖や信仰は、世界の神話や伝説に多く現れている。 日本では桃から生まれた『桃太郎』が有名であるが、ヨーロッパではこれがオレンジやアーモンドであり、『三つのオレンジ』という話ではオレンジを切ると美しい娘が生まれるそうだ。 このように、植物には新たな命...

「人が古来から感じている植物への恐怖や信仰は、世界の神話や伝説に多く現れている。 日本では桃から生まれた『桃太郎』が有名であるが、ヨーロッパではこれがオレンジやアーモンドであり、『三つのオレンジ』という話ではオレンジを切ると美しい娘が生まれるそうだ。 このように、植物には新たな命を生み出す生命力を感じている一方で、死と密接な関係であるエピソードも多い。日本で有名なのは「桜の木の下には死体が埋まっている」というフレーズだが、これは夜に見る桜の不気味さの他に、美しさに対する恐怖や桜の散り際が死を連想させるものだという。 フランスでは薔薇は「愛の象徴」として有名であるが、一方夕方に咲いた枯れかけの薔薇は、老いた醜い人間を表すとも言われてている。 このように、神話や絵画には必ずと言っていいほど植物が登場し、そこから人々の価値観や民俗的信仰を読み解く事ができる。」 最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00528511

Posted by ブクログ

2016/12/12

世界にはおよそ植物関連の神話があふれている。 エデンの園にあった木しかり、はなさかじいさんしかり。桃太郎もだね。 もちろん知らない各地の神話も大量に出てくる。植物にあれこれ投影していて、昔の人たちカワイイ、なんて思ってしまう。ギリシャ神話では死んだ美青年が大抵花に転生する。美...

世界にはおよそ植物関連の神話があふれている。 エデンの園にあった木しかり、はなさかじいさんしかり。桃太郎もだね。 もちろん知らない各地の神話も大量に出てくる。植物にあれこれ投影していて、昔の人たちカワイイ、なんて思ってしまう。ギリシャ神話では死んだ美青年が大抵花に転生する。美女ではない。 神話というにはどうかと思うが、ボードレールの「悪の華」には花は一つも出てこない、日本では桜の樹の下には死体が埋まっていたりする、なんて話も出ている。 さてさて、昨今我々の生活は有用植物に由来することもなくなっていて、ようするに植物と縁遠いのだ。神話に出てくる植物がどんなものなのか、だんだん知覚しにくくなっていくだろう。 桜や桃はまだわかるだろうが(たとえこれらの区別ができなくても)、バオバブで星が占拠されたりとか(こりゃ外国だからどっちみちわかんないか)、食わず女房に登場するヨモギと菖蒲になってくると若者はもう危ないだろう。 この地上では、植物だけが生産者である。神話のターゲットになるのもわかる。だがいま我が国で植物相を大事にしよう、なんていうリーダーシップはまったく見かけない。神話って響きは好きじゃないけれど、世界各国の植物神話を知るにつけて、バックボーンは持っていた方がいいよなあ、と思う次第。

Posted by ブクログ

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