1,800円以上の注文で送料無料

沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1206-05-05

沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート

チェ・ギュソク(著者), 加藤直樹(訳者), クォン・ヨンソク

追加する に追加する

沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート

定価 ¥1,870

220 定価より1,650円(88%)おトク

獲得ポイント2P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/16(金)~1/21(水)

店舗到着予定:1/16(金)~1/21(水)

店舗受取目安:1/16(金)~1/21(水)

店舗到着予定

1/16(金)~1/21

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/16(金)~1/21(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ころから
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784907239190

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/16(金)~1/21(水)

沸点

¥220

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/08/20

80年代韓国の民主化闘争。 韓国の民主化闘争、人民の戦いは、学生だけではないあらゆる世代階層職業のひと、本当に市民全体が大きく関心を持ちなんらかのの形で参加する、その割合の大きさに、日本と比較して、瞠目する。 光州しかり、1987しかり、それは数々の映画にも映されている。 この素...

80年代韓国の民主化闘争。 韓国の民主化闘争、人民の戦いは、学生だけではないあらゆる世代階層職業のひと、本当に市民全体が大きく関心を持ちなんらかのの形で参加する、その割合の大きさに、日本と比較して、瞠目する。 光州しかり、1987しかり、それは数々の映画にも映されている。 この素晴らしい作品も、市井の人の在り様、揺れ動く気持ち、強度をつけていく意思を表情豊かに、細やかに、大胆に描いている。 主人公は、若者というより、お母さん。最初は学生運動や政治闘争に入るなというて子どもを牽制し、騙されているのでは、というところから、現実をみて、聞いて、知り、感じ、学び、大胆にも闘争支援、我が子の奪還のためあらゆる行動を取るお母さん。 思考停止しない人々。日本と比較してしまうところだ、、、。 生きるということ、ともに生きるということ、膝を折って生きるより立ち上がり死のうという強い反抗、変化変革への意思。表紙のシーンは現実にも感動的であり、全てのページに感動と羨望がある。 火の鳥。 理不尽であり、不条理であり、無念であるが死をもってでも自分を、仲間を、社会を、国を鼓舞する闘う人たち。  このような力強いコミックが描かれ読まれていくことがさらに力となるだろうと思う。 (読後すぐに書いた感想が保存されておらず今、本を手元から離してしまったので記憶ベース)

Posted by ブクログ

2018/10/26

表紙はクライマックスの作品の一場面である。この表紙に至るまでの、80年代の話。垂幕には「호헌철폐 독재타도(憲法変えろ、独裁打倒)」と書かれている。日本の市民パレードの姿と違うのは、その数だ。特に若者の数と、国旗そして催涙弾である。7年前には光州で虐殺が起きているので、民衆の決意...

表紙はクライマックスの作品の一場面である。この表紙に至るまでの、80年代の話。垂幕には「호헌철폐 독재타도(憲法変えろ、独裁打倒)」と書かれている。日本の市民パレードの姿と違うのは、その数だ。特に若者の数と、国旗そして催涙弾である。7年前には光州で虐殺が起きているので、民衆の決意には並々ならぬものがあり、それが大きな国旗にも表れているだろう。チェの漫画は、有名写真を換骨奪胎して更に絵画的に仕上げる。映画的な大胆な編集もやってのけ、欄外の解説が無ければスルーしてしまいそうな重要場面が多くある。また、完全脇役として登場していた青年が実は6月革命に火を点けた朴鐘哲だったという仕掛けや、まさかのお母さんが主人公を追い越して最も登場回数の多い「闘うお母さん」に覚醒してゆく構造にも驚いた。この原作で映画化しなかったのが不思議なくらいの出来である。この漫画の8年後に、全く同じ時代を描いた「1987、ある闘いの真実」が上映される。未見だが、文政権を誕生させた韓国で87年が国民的な記憶になろうとしているのだろう。 「ヨンホ、水は100度になれば沸騰する。あとどのくらい火をかければ沸騰するのか、温度計で測れば分かることだ。しかし世の中の温度は測ることができない。今が何度なのか、あとどのくらい火をくべる必要があるのか。そのうち、もともと沸騰しないものなのかもしれない、と考え始める。だけどな‥‥世の中も100度になれば必ず沸騰する。そのことは歴史が証明している」刑務所の中で、無名の知識人は、主人公ヨンホにそう語りかける。87年を現代の目で見れば、日本人の我々にも、とても説得力のある言葉だ。しかし、当時日本人が大学生だったら、この言葉に説得力を感じることが出来ただろうか?刑務所の臭い飯を食うことが出来ただろうか?できないと思う。なぜなら、日本人にはその「歴史」はなく、韓国人には「歴史」は何度となくあったからである。沸点直前の99度まで行ったのは、1919年、1945年、1980年とあったけど、沸点を超えたのは1960年の四月革命だろう。韓国人には、それに1987年が加わった。そして、やがて2016年の朴大統領を退陣させた「キャンドルデモ」もそれに加わるだろう。 「沸点」が刊行された09年、私は​3年前の韓国旅行中に親しくなった韓国青年​にソウルで再会した。いろんな話をする中で、​その前年のBSE狂牛病による牛肉輸入自由化反対デモの話になった​。 「あのデモに行ったんですか?」私は聞いた。 「行きました」 「確かにBSEは不安点もあるけど、頑なに拒否する必要があるのだろうか(日本ではいっとき輸入が禁止されただけで、1年後に再開された。デモなどは起きなかった)」 当時私は、独裁政権や独裁企業を米国が温存する歴史的構造や、やがてFTA(韓米貿易自由化)に移る動きなどは全く知らなかった。青年は、そもそも宮崎アニメが好きで日本語が喋りたくて私と仲良くなった普通の非正規労働者だったと思う。断じて「活動家」ではなく、日常的にデモに行くこともないとも言っていた。反米ではあったと思うが、深い考えまでは無かったと思う。それで彼は私の言葉に何と反論していいのか言葉を見つけられ無かったようだ。困った顔をしてこう言った。 「安全な肉が欲しいだけ」 そして仁川に住んでいたのにもかかわらず、ソウルまで来てデモに参加したのである。日本の青年と韓国の青年との間には、私は大きな川があると思う。それは「歴史」という大きな川である。恐ろしい犠牲を伴った「成功体験」が韓国にはある。 漫画の作画技術や作劇構想の高さには驚嘆したが、1番驚くのは、やはりそれを生み出した韓国の若者の土壌であり歴史なのである。 2018年10月9日読了

Posted by ブクログ

2017/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

素晴らしい漫画。 《「ヨンホ、水は100℃になれば沸騰する。後どのくらい火にかければ沸騰するのか、 温度計で測れば分かることだ。しかし世の中の温度は測ることができない。 今が何度なのか、あとどれだけ火をくべる必要があるのか。そのうちに”もともと沸騰 しないのかもしれない"と考え始める。だけどな・・・ 世の中も100℃になれば必ず沸騰する。 今が99℃だ。そう信じなきゃ。99℃であきらめてしまったらもったいないじゃないか。」》 (沸点~ソウル・オン・ザ・ストリート~ P96) 心に留めておきたい。

Posted by ブクログ